今は死語と化している「トレンディー」という言葉ですが、80年代後半〜90年代初頭の“バブル期”に青春を過ごしたアラフォーの方々は、「トレンディー」さがしっかり身体に染み付いています。
そんなアラフォー男性とデートをすると、笑っちゃうぐらい行動がトレンディー! そんなトレンディーっぷりあふれる男性の行動をピックアップしました。
トレンディー男子の特徴
バブル時代を反映するものといえば、「トレンディードラマ」ですよね。都会で生活する男女の恋愛やトレンドを描いたドラマで、浅野ゆう子・浅野温子の「W浅野」、中山美穂、山口智子、鈴木保奈美、柳葉敏郎、陣内孝則、石田純一、江口洋介などの俳優が活躍。『ハートに火をつけて!』(1989年・フジテレビ系)、『101回目のプロポーズ』(1991年・フジテレビ系)、『東京ラブストーリー』(1991年・フジテレビ系)などは大ブームになりました。
そんなトレンディーな時代を生き抜いたアラフォー男性は、もちろんデートだってトレンディーです。
●その1:ツーショット写真は肩に手を回すのがデフォルト
若いカップルだと“ピース”が定番ポーズですが、トレンディー男子の定番は「女子の肩に手を回す」こと。両親の新婚旅行の写真を見返すと、そういったショットがたくさん出てきて時代を感じますよね。
●その2:歩くときには腰に手を回す
手をつなぐではなく、腰でつながろうとするのもトレンディー男子の特徴。より密着感を求めるのは、燃え上がるディープな恋愛をしたいと考えているからでしょうか。ライトにつながりたい若者とはワケが違います。
●その3:デートは夜景の見える高層レストランで
女子には都会の夜景を見せれば良いと思っています。古き良きトレンディーを引きずっており、当時のバブル感が如実に伝わってくるものの代表といっても良いでしょう。まぁ、良いんですけど、たまには肩の力が抜けるお店でも良いんですよ、おじさん。
●その4:隣合って座ると女子の座席の背に手を回す
アダルトなバーなどでよく見かける光景です。「こいつはオレの女なんだぜ」とも言わんばかりの行動。トレンディードラマが無意識に再生されるのか、トレンディー男子は女子を口説く勝負時にはこうしています。
●その5:再会するとハグしてくる
トレンディードラマのワンシーンのように「やっと会えたね」と言いながら抱きしめられます。2週間ぶりの再会、いや再会と大袈裟に言うほどでもない場合でも。笑ってはいけません。トレンディー男子は本気なのです。
●その6:公衆の面前でも別れ際にキス
単なる路チュー好きというわけでもないようです。これもドラマの影響か、別れるときには(どんなところでも)軽くハグしてキスというのがトレンディー男子の共通認識。
●その7:駅のホームで別れるはずが一緒に電車に乗ってきちゃう
単なる見送りのはずが、切なさからか、電車が閉まる直前に一緒に乗り込んでくるというパターン。『失楽園』(1997年・日本テレビ系)の1シーンを思い出します。若者は現実的なので「明日、会社だ」と思うとそんな行動は取れません。
●その8:下半身を好みすぎる
男性は年を取るごとに女性の身体に関して、上から下のパーツへ好みが変わってくると言われています。2人きりの部屋でラブラブし始めて、触るのはお尻以下の下半身。若者のようにすぐ胸をイジったりはしません。
●その9:「声が聴きたかった」と電話してくる
連絡はメールではなくいつでも電話。「どうしても今夜、君の声が聴きたくって」と、トレンディードラマのような大げさなセリフをはきます。たまにはメールでも良いじゃん、疲れてるし……と思いながら、若者にはない感覚が新鮮です。
●その10:ドライブ中の音楽が小田和正
ドライブの定番曲といえば、そう『ラブ・ストーリーは突然に』(作詞・作曲/小田和正)。EXILEなどを流す感覚は、トレンディー男子にはありません。
ラブ・ストーリーは突然に!
アラサーの私たちに新しい風を吹き込んでくれる男性こそ、ズバリ40代のトレンディー男子です。「トレンディーすぎるわ」などと引かずに、「この感覚、新しい!」とプラスな方向に感動してみると、ステキなラブ・ストーリーが始まるかもしれませんよ。
◆トレンディー男子とは真逆?
実は離婚率が低い?「愛され系ダメキャラ男子」と恋愛する方法
◆過去から学べ!
昔の日本はセックス大国だった!江戸時代の性教本のスゴテク4選
関連コラム
●日本男子より韓国男子のほうがカッコイイ理由
●社内で人気者の同僚男子を落とす方法
●癒し系を超えた「諭し系セックス」の魅力とは?
●ハイスペックな医師男子に選ばれる女性とは?
●僧職系男子ブーム?注目すべきお坊さん
Written by 池田園子
Photo by Steve Punter