すべてのオトコは浮気性である、まずはこれをわきまえるのが基本の心得である。
どんなにカノジョを愛していようと、人並み外れた愛妻家であろうと、よそ見をしたくなるのがオトコというもの。

まったく、よそ見をしないほうが虚勢された犬みたいで不健全かもしれない。
浮気は個人の責任というより、すべての男性に組み込まれたサガという遺伝子のようなものなのだ。

 

浮気された時に

 

しかし、愛する人がほかの女性に心を奪われていると思うと、居ても立っても居られないのがごくごく自然な感情だろう。
じゃあ、一体どう対処したらいいのだろうか?

最も賢明な方法は、カレの浮気が発覚したとしても、決して相手を追い詰めないことである。

ワイシャツの襟もとについたファンデーション、身体に残る女性用香水の香り、或いはホテルの領収証……。
予期せずして、浮気の痕跡に遭遇する機会はめぐってくるかもしれない。

たいていの女性はこんな痕跡を目にすると頭に血がのぼって、相手を問い詰めてしまうものだ。
「一体、なんなの?」
「どういうことなの?」
「ほかにオンナがいるのね。」
「許せないわ!」
「私をなんだと思っているのよ!」

カレを深く愛するがゆえに、自分でもせき止められないほどの罵詈雑言が弾丸のように飛び出してくる。
そして、たいていこういう場合、居直り強盗ではないが、悪いことをしたと分かっていても、あまりの強烈な悪口雑言に頭にきて、相手も猛反撃するはずである。
こうなると、壮絶なケンカが始まり、燃えさかる怒りの炎はなかなか終息しなくなる。

挙句の果てに、どちらかの堪忍袋の緒が切れて、「いいわ、アンタなんかとは別れてやる!」ということになる。
本気でケンカをしているときは、人間の醜い部分も、どうしようもないエゴもむき出しになる。
だから、今までうかがい気がつかなかった相手の嫌〜な部分が垣間見えてきて、本気で別れようと思うものだ。

考えようによっては、そんな嫌な部分満載の相手と深入りしない程度で別れるのは、運がいいのかもしれない。
しかし、もっと長く付き合って、愛を深めたいと思った夢も、こんな激しいいさかいをきっかけに無残に打ち砕かれてしまうのだ。

 

浮気男の浮気をやめさせる!賢い女の対処法

 

これをどう回避すればいいのか?

それは、こうすればいい。
浮気の証拠に遭遇したとき、極めて冷静にこう聞くのだ。

「ねえ、あなた。なあに、これ?」と。

ほとんどのオトコは、土下座なんかせずに、涼しい顔でもっともらしい嘘をつくことだろう。

さあ、そこからがあなたの腕の見せ所だ。
「ああ、そうだったのね……。」
それっきり、何事もなかったようにこんなふうにやり過ごすのだ。

それ以上はもう何も問い詰めない。
だって、浮気は浮気なのだから……。

一方、カレの方は心の中で猛烈に反省するだろう。
「こんなにオレのことを信じきっている天使のようなオンナを裏切るなんて、オレはなんていうふがいないヤツだろう……。」
すぐにやめるわけではないが、少なくてもカレは猛烈に反省するだろう。

見つけたという意思表示はきっぱりする。
しかし、その弁解を信じたふりをする。
以上が、賢い対処法である。

が、最初から相手が開き直った場合。
もうこれは確信犯だから、あなたのことを本気で愛してはいない。
別れたほうが賢明だろう。

おんなじ、過ちを何度も繰り返す。
しっぽをつかまれても、懲りずにすぐにしっぽを出す。
これは、相当たちの悪い病気だから、ちょっと考えたほうがいい。
本気で付き合うべきオトコではないかもしれない。

でも、多少浮気の兆候はあっても、本気であなたを愛する素ぶりが見えるとき。
例えば、病気のとき、身内の不幸の時、心が弱り切ったとき。
こんな時は、必ずあなたのそばから離れない相手であれば、それは二股をかけるような 不届きものではないと思う。

キミがいつも一番。
一番、大切な存在さ。
でも、ボクの中に組み込まれた遺伝子が時々悪さをしちゃうのさ。
こんなカレのスタンスが垣間見られるときは、大目に見てあげようではないか?

浮気にも許容できる浮気と、許容できない浮気というものがあるのだ。

それが、愛を長続きさせるコツなのである。

恋愛・美容エッセイスト|南 美希子フェイスブックページ
恋愛や美容にまつわる情報や、近況など、元テレビ朝日アナウンサーによる、最上級の女になるための持論を展開中!

 

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南美希子プロフィール

 


南 美希子
司会者、エッセイスト。
東京生まれ。
元祖女子アナ。
聖心女子大学3年生のときアナウンサー試験に合格。
テレビ朝日のアナウンサーを経て独立。
田中康夫氏との「OHエルくらぶ」、三宅裕司氏との「EXテレビ」などで司会をつとめる。
光文社のJJに「お嫁に行くまでの女磨き」、VERYに「40歳からの子育て」を長年にわたって連載し、熱烈な支持を受ける。
現在もワイドショーのコメンテーターやシンポジウムのコーディネーター、トークショー、講演、執筆などで活躍中。
化粧品「フォークイーンズ」の開発や美容医療情報のフリーマガジン「MITAME」の編集長もつとめる。
講談社「グラマラス」では「LOVE握力」というタイトルのブログエッセイを連載中。
近著に「オバサンになりたくない!」「美女のナイショの毛の話」(ともに幻冬舎文庫)がある。
Written by 南美希子
Photo by Tyler Sanford Photography

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