美人ではない人が、ごく一般的なモテテクで美人と張り合うのは、個人商店が大型のスーパーマーケットに価格勝負を挑むようなものです。
圧倒的な資本力の差を見せつけられ、いとも簡単に顧客を奪われてしまうことは間違い無いでしょう。しかし、「蓼(たで)食う虫も好き好き」ということわざがあるように、人の好みは千差万別。
そこで今回は、市場を細分化するマーケティング手法「セグメント・マーケティング」を応用した “めちゃモテ”になる方法を伝授さえていただきたいと思います。
セグメント・マーケティングとは?
将来的にすべてのビジネスは、「マス・マーケティング」と「セグメント・マーケティング」の、二極化が進むと言われています。
「マス・マーケティング」は、特定の顧客を想定せず、万人に受けるサービスを提供する、大企業の資本力があってこその戦略です。婚活市場でいうと、若くて美人なモテ女は、この手法が向いていることになります。とくに、個性や面白みをアピールしなくとも、大抵の男が好むタイプであるのだから。
「セグメント・マーケティング」は、市場を細分化して、顧客のマニアックな志向に対応する戦略です。
秋葉原の電気街にひっそりとただずむ、無線機だけを扱う専門店などは、その最たる例。高い専門性や、ほかにはない希少性が重視されるので、資本力に乏しい中小企業でも商売として成功する可能性が高いのです。
婚活市場に置き換えてみると……
婚活市場において、ふくよかな女性や、個性的な顔立ちをした女性は、残念ながら万人には受けないでしょう。ビジネスに例えると、ルックスという名の資本が、圧倒的に足りていないということになります。
それならば、迷わずセグメント・マーケティングを選択し、マニア向けの“個性”を売りにするべきなのです。マニア向けの個性を磨くといっても、何をどうすれば良いのかわからないという方も多いかもしれません。
そこで、簡単に実現可能で、一部の男性から確実にロックオンされる“個性の出し方”をいくつか紹介します。「これはわたしにピッタリかも!」という方法があったら、ぜひ実践してみてください。
その1.ナチュラルさを極める
女性がわき毛を処理するのは、もはや常識です。しかし、だからこそ一部の男性は、“生えっぱなしのわき毛”に強烈なエロチズムを感じるなんていう人もいます。「こんなにボーボーにしちゃって……なんて背徳的なのだろう!?」と。
ただ、生やすだけで個性が出せるのだから、試さない手はないかもしれません。
その2.サディスティックに振る舞う
いつもニコニコして、誰にでも優しい女性はたしかにモテます。しかし、ぶっきらぼうでムスっとした女性でも、“ドM男”にだけはどストライク。
ニコニコキャラは適当な美人にでもまかせておいて、あなた自身は傲慢かつ横暴に振る舞っていっましょう。きっと、奴隷志願の男性が釣れるはず。
その3.フェロモンを発する
大抵の女性は毎日せっせとおめかしをし、髪からは甘いシャンプーの香りを漂わせています。もちろん、ほとんどの男性はそういう女性が好きなのが事実です。
しかし、“臭いフェチ”は違います。3日履いたパンツ、油ぎった髪の毛、素足で履いたパンプス。そういったものの悪臭に、“性フェロモン”を嗅ぎ取るのだ。
いくらセクシーな格好をしても男性から言い寄られないというあなた。思い切って、濃厚なメスフェロモンを漂わせみてはいかがだろうか。
コンプレックスを逆手にとれ!
たとえ美人じゃなくとも、一部マニアの圧倒的な支持を得ることが可能なセグメント・マーケティング。
アイデア次第で色々と応用が可能なモテテクなので、ぜひ自分だけの戦略を確立してほしい。
うまくいけば、あなたのコンプレックスを、最大の魅力に変えることだってできるはずだ。
(yummy!編集部)
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