恋愛経験が豊富な人なら、意中の相手を射止めるのも、特定の彼を夢中にさせるのも、きっと上手ですよね。
男心を読み解いて、あっという間に親しい仲にもっていくことができるでしょう。
でも、不思議なことに、恋愛経験豊富だからこそ拗らせちゃってる大人女子の話もよく耳にします。
結局、たくさん恋をしたほうがいいの? それとも逆?
今回は、恋多き女性がやがて拗らせる現象について語ってみましょう。
若いころの恋愛経験があだになる!?
恋愛経験豊富だと、地雷男とのお付き合いを経験してきた人も多いでしょう。
「もうあんな男はこりごり!」という経験をしていると、似たような雰囲気の男性に対して警戒してもおかしくありません。
地雷臭を感じ取った男性に対しては「またきっとあのときのような目に遭うから冷たく接しよう」「近づかないようにしないと……」と、相手のことを知る前から固いガードを張ってしまうのです。
過去の失敗から学んで予防線を張ることは大切なこと。
でも、その経験が仇となって、実はいい人でもそれに気づけなくなってしまうわけですね。
チャンスを自ら潰しがち。これは痛いですね。
経験則が阻む、彼との関係進展……
素敵な男性と出会えて、デートする仲になったとしても、お付き合いを始めてからも、これまでの恋愛経験が邪魔をすることがあります。
このときのお邪魔虫とは、経験則。
「こういうことをすればうまくいくはず」「きっとこういうかんがえなんだろうな」など、これまでの経験からお相手のことを判断してしまうのです。
恋愛における正攻法がある程度出来上がってしまっていると言えるでしょう。
その結果、相手男性のありのままを真っ直ぐに受け止めてあげることができなくなってしまうのです。
「過去に男性関係でこういう経験があったから、こうだと思った」「こうすれば今までの男性とはうまくいっていた」という気持ちから、本人が悩んでしまうこともあるでしょうし、「他の人はそうだったかもしれないけど、自分は違う。俺のことだけ見ていてくれればいいのに……」と男性を不安な気持ちにさせてしまう可能性もあります。
経験が仇となるなんて、なんとも難しい話ですね。
もっと「上」の男じゃないと気が済まない!?
若いうちに恋愛を謳歌している人だと、ハイスペック男子とのお付き合いだったりセックスフレンドとしても関係だったりをもっていた時期もあることでしょう。
一度でもそんな男性との恋愛を経験すると、無意識に他の男性をハイスペックな彼と比較してしまって、なんか物足りないと、ネガティブな印象を抱いてしまう傾向があります。
ハイスペック彼氏にも何かしら合わない部分があったから別れたのですし、本人は納得して、もう彼とよりを戻すことはない、と思っているパターンがほとんど。
それでも、過去の彼氏のいいポイントというのは印象に強く残るのでしょう。
過去の男性のポジティブなポイントばかりを思い出してしまい、目の前の彼を減点方式で判断してしまう。
そんな弱点も、若い頃の恋愛経験が豊富な女性にはあります。
純粋な恋を楽しめなくなる前に
恋愛経験を積むことはいいことです。
若いころは「若さ」自体が大きな価値となり、様々な男性から声をかけてもらえることでしょう。
その間に、謙虚に学べれば素敵なパートナーを見つけられるかもしれません。
いつでも謙虚でいられる人なんて滅多にいないから、若いころ恋愛を謳歌した女性は拗らせてしまいがちなのかもしれないですね。
(廣瀬伶/ライター)
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