子どもに知識を深めてほしい、世界を広げてほしいという思いから本を送る大人は少なくありません。
しかし、大人から大人へ送る本も違った魅力があります。今だからこそ、本を送るメリットとは?
本を人にプレゼントすることが多いという人に、なぜ数ある中で本を選ぶのか伺いました。
1:より深く自分を知ってもらえる
「本は好き嫌いが分かれると思うのですが、だからこそ一度くらいはプレゼントするといいと思います。
自分が好きな本を渡すということは自分の考え方を知ってもらうということだと思っています。
ただの知り合いに送るのは押し付けになってしまうのでおすすめしません。
彼氏にはおすすめです。
自分のことを大切に思ってくれている彼氏ならちゃんと読んでくれます。
考えが合えば嬉しいし、会わなかったとしても共通の話題で盛り上がれます」(49歳・女性)
自分が好きな本をプレゼントして、自分をより深く知ってもらえると思う人も。
特に年齢を重ねれば、自分の主義主張や立場などが距離強固になってくるはず。
読書量が多いほど、自分の価値観を反映した本選びになるでしょう。
本の趣味が合う≒価値観が合うと考える人もいるようです。
2:好きなものを共有できる
「昔は自分の好きな曲や好きな本を人に紹介して、もしも『こんなものが好きなんだ』と馬鹿にされたらどうしようという不安から、人に好きな物を紹介するのが恥ずかしい時期がありました。
しかし、大人になるにつれて自分の趣味嗜好を人に知ってもらうことは良いことであり、好きなものを共有できることは素敵なことだと思うようになりました。
そのため、最近は彼氏に好きな本をプレゼントしたり、女友達とも本を交換し合ったりしています」(36歳・女性)
大人になって、気恥ずかしさなく本を送り合える関係になったという女性。
もともと趣味が合う彼氏や友達なら、「好き」を広げやすいですよね。
自分が知らなかったお気に入りの本が見つかるかもしれません。
3:自己紹介として使える
「その人の性格や考え方によって、好きになる本って違いますよね。
なので私は、『私はこういう人です』という紹介の意味で、新しく友達になった人や付き合ったばかりの人へ送ります。
でも、小説とかだと感想を求められそうとか、重く感じられてしまうかもしれないので、絵本にしています。
ちなみに、わたしのオススメは『かげろうかーくん』です。
意外と、大人になって読み直すとグッとくる絵本って多いんです。
ぜひ、自己紹介として人に渡したい絵本を見つけてみてください(笑)」(31歳・女性)
まとめ
記念日や誕生日など、特別な理由なく人にプレゼントしやすい金額を聞いたところ、3,000円以内という回答が多かったです。
そういう意味でも、本は人に渡しやすいのでしょう。
ぜひ、これからの関係に期待する人やさらに深い関係を望む人は、自分のとっておきの1冊をプレゼントしてみてください。
そこから新しい話が広がるかもしれません。
(神崎なつめ/ライター)
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