どうも〜あたいゲイ作家のもちぎ。
母子家庭で幼少期は貧困の中で育ち、母親と仲が悪くて家出してゲイ風俗やゲイバーで働いてたちょっとすけべで生命力のあるゲイ。
そんなあたいに届いたお便り《家族コンプレックスを乗り越えるにはどうすればいいの》というものに答えさせていただくわね。
 

まず家族コンプレックスって?

 

家族との関係に悩む人は多いので、家族コンプレックスと言ってもいろんな種類があると思うのよ。
仲が悪かった、兄弟でひいきがあった、虐待されていた、過保護だった、親がいなかった、放置されていた……。
 
みんながみんな一緒の悩みを抱えているわけじゃない。
そして現在の環境が変わっていても、ずっと心残りで引きずっている人、過去が忘れられない人、あるいは今もその家庭の渦中にある人もいると思う。

まずはその環境から離れること

 

家出や離婚をしろとまでは言わないけれど、家庭から肉体的な距離を取るっていうのはやっぱり良い手段よ
落ち着いて考える時間や余裕もできるし、改めて家庭で抱えていた問題の異常さに気づくことができるわ。
 
熱々のお風呂に入りながら「熱い!!!助けて!!!」って言ってる人がいたら、まず「お湯から出たら?」って思うでしょ? それと一緒よ。
 
ただ簡単にその環境から離れられないのは勿論わかる。それができないからコンプレックスとして抱えることも理解できるの。
そういう人のためには、お湯の例で言うと「水を足してあげる」という対処が必要となってくるわ。
 

生きるために、自分を守る

 

家庭の中でお湯に水を足すような対処療法ができるとすれば、まず《心の居場所を家以外に作る》ってことね。心のお引っ越しよ。
 
いつか家を出ることを考える、家族との時間を減らせるような行動を計画する、そしてあるいは誰かに相談しつつ家族問題を解決の方向に持ってゆく。などなど自分の心を家庭で完結させない方法よ。
 
それが居場所を変えずに環境を変えるという手段ではベストな手だと思う。けどこれも理想論。
まぁ家族のことなんてそう簡単には変わらないし、変えられないと思うのよ。だからこそ、家族問題は昔からずっと大きなテーマとして存在しているのだし、カウンセラーさんや専門書が世にあるわけなんだからね。このコラムだけじゃあたいも具体的な解決策なんて提示できやしないわ。

ただ一つわかること。あなたは正常も異常も知る人間だということ。

 

ただあなたは家族という聖域的な扱いを受けるドラマチックでハートフルな集団に、疑問や不満を抱えることができる人間だってことよ。
 
それは幸せな家族で育ったのちに家族間のトラブルがあるということを気づいたり信じたりできなくなった人とは全く違う視点を持っていることだから、その気持ちや感情は大切にした方がいいわ。
 
あたいもそうだったけど、《家族は支え合うもの》という固定観念が呪いになって、異常さに気づかないまま抜け出せなくなっている人は多いわ。
きっとこのコラムを読もうとせず、虐待を小説やドラマの先の世界のことだと流してしまい、自分への家族の厳しさを《試練や愛や教育》だと信じ込んでいる状態。
 
あなたはもし、自分が少しでも家族に対して《嫌だ》という感情を持ったことに罪悪感を覚えているというのなら、それだけはいらない罪悪感だから持つ必要ないって安心して欲しい。
 
家族だろうが、血の繋がりだろうが、それは誰かを傷つけたり、みんなで泥舟に乗って心中してもいい免罪符とは言えない。家族だろうが距離を持つことは、薄情でもカッコ悪いことでも無いからね。
 
あたいはそうやって家を飛び出したことを肯定して生きてきたわ。
みんなも、少しづつでいいから一緒に前に進んでいきましょ。
 
(もちぎ/ライター)
 
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