お肌のケアについて、情報があふれ、アイテムもさまざまなものが出ています。友だちや会社の同僚とも情報交換はできますが、デリケートゾーンや乳首の黒ずみについては、なかなかほかの人に相談できないもの。
でも、デリケートゾーンと乳首の黒ずみとその対処法に悩んでいる女性は、結構多いのです。
今回は、なかなか人に言えないモヤモヤを解消すべく、デリケートゾーンと乳首の黒ずみの原因と対策を見ていきたいと思います。
悩みのもとになるのは?
男性に見られてどうこうという前に、旅行やレジャー、友達の家でシャワーを借りるときなど女性同士でもデリケートゾーンを目にする機会もあるはず。そんなときに、黒ずみについて指摘されると、身体の特徴のことですから、同性同士でも気にしてしまうもの。
男性相手ならなおさら、「彼氏はどう思っているのかな」「口には出さないけど、よく思っていないのでは?」と気にしてしまう人もいるのではないでしょうか。
また、いざというときに黒ずみが気になって積極的になれないと感じている人もいるかもしれません。
普段は服と下着に隠れて、人の目につくことはないものの、見られることもあるわけだし……と、なんだかモヤモヤした気持ちになってしまいますよね。
やっぱり、デリケートゾーンや乳首も顔や手足と同じようにキレイでいたいし、キレイでいるに越したことはありません。
デリケートゾーンの黒ずみの原因は?
知らないうちにデリケートゾーンが黒ずんでいたという人も多いのではないでしょうか。デリケートゾーンはほかの箇所より黒ずみやすいです。
原因は、お肌の角質層に関係しています。お肌を外部の刺激から守り、水分を保つ役割をしている角質層。カラダの中でその角質層が非常に薄いとされているのが目元なのですが、デリケートゾーンは、目元よりもさらに薄いといわれています。
そのため、下着があたって起こる摩擦だけでも、黒ずみが進行してしまうのです。さらに、ムダ毛の自己処理や紫外線に当たることも、黒ずみを加速させてしまいます。
一方、乳首の黒ずみは、メラニン色素の生成が原因。バストって、つねに下着と服で隠されているし、水着になったときでも直接紫外線に当たることはないのに、なぜ?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
実は、ブラジャーとの摩擦やムダ毛の処理による刺激で、メラニン色素をつくるメラノサイトとよばれる細胞が活性化されてしまうのです。生成されたメラニンがお肌に付着したままになり、乳首の黒ずみがどんどん進行してしまうというわけです。
そのほか、加齢による代謝の衰えによっても、デリケートゾーンや乳首は黒ずみます。30代から始まる代謝の衰えは、尾肌のターンオーバーを遅らせるためです。
「摩擦」「メラニン色素」「代謝の衰え」これら3つの原因を踏まえ、デリケートゾーンと乳首の黒ずみに対するケア方法を紹介します。
正しいケア方法を知って黒ずみ予防を
正しく洗う
デリケートゾーン、乳首ともに洗い過ぎは逆効果。洗うときにゴシゴシこすることで、これまた摩擦が生じて黒ずみの原因になってしまいます。
特にデリケートゾーンは、においが気になりよく洗いたくなりますが、お肌の健康に必要な常在菌まで洗い流してしまい、結果、デリケートゾーンの粘膜部分の免疫力が落ちてしまいます。
そうなると、雑菌が発生し、においが強くなったりかぶれたり、さらには、カンジタ膣炎になってしまうことも。
黒ずみ予防と悪化を防ぐためには、弱酸性の石けんを泡立て、デリケートゾーンや乳首にやさしく泡を置き、2分ほどの「泡パック」をします。
泡に汚れが付着するので、こすらなくても大丈夫。ただ、それ以上置いてしまうと、お肌に必要な成分まで取り上げてしまうことになるので、2分以内にぬるま湯で洗い流すようにしましょう。
熱めのお湯はデリケートゾーンの皮膚にとって刺激が強いので、少しぬるいと感じるくらいの温度で。
また、泡パックは乾燥を防ぐ効果もあるので、肌をよい状態に保つためにも今すぐ始めたいですね。
保湿する
顔を洗ったあと、必ず化粧水、乳液などをつけますよね。デリケートゾーンや乳首も同じ。特にデリケートゾーンは、顔の皮膚よりも角質層が薄く敏感なことを思えば、保湿をしないわけにはいけません。
ただ、顔と違うところは、化粧水、乳液、美容液と複数のものをつける必要がない点。乳液やクリーム、美容液の中から1つを、粘膜部分を避けてやさしくつけましょう。
黒ずみに対しては顔用の美白美容液がよいのではないかと思いがちですが、アルコールや香料が入っていると、敏感なお肌に刺激を与えてしまいます。
アルコールフリーで無添加のものを選びましょう。なにを選べばいいかわからないという人は、デリケートゾーン専用のクリームを使うと安心。
特に、強く補正するような下着は、摩擦が起こりやすいです。使用している方は、保湿を念入りに行うのがオススメ。
下着にも気を配って黒ずみ予防!
お肌への負担をできるかぎり少なくするには、下着の素材も大切です。摩擦が生じやすいナイロンより、綿やシルクのものを選ぶとよいでしょう。
また、締めつけすぎる下着は黒ずみの原因となります。ウエストがきつくなく、サイズにもゆとりがあるものがよいです。
運動をするときは身体を動かすため、より摩擦が生じやすくなります。ストレッチのきいたブラジャーやボクサータイプのショーツがおすすめです。
いかがでしたか?
生じてしまった黒ずみをどうしても薄くしたい場合は、レーザー治療という手もありますが、それは最後の手段。
日々のこまめなお手入れで、お肌の美白と健康を守っていきましょう!
(yummy!編集部)
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