インターネットでさまざまな情報を得られる現代では、結婚生活や育児に関する情報を探す人も多いかもしれません。
でも、あまりにも感化されすぎてしまうと、そこから抜け出せなくなる危険性も秘めています。
そこで今回は、ネット情報に「感化されやすいママ」が注意すべきことについて紹介します。
「鵜呑み」にはしない
「ネットに書いてあることをすべて信じちゃうママ友がいて、あれは危険だなっていつも思います。でも、なかなかやめなよとも言えないので…」(20代・女性・不動産)
ネットの情報には有意義なものがたくさんありますが、危ういものもなかには潜んでいます。
完全な嘘やデマ、信ぴょう性のないデータ、誰かの単なる思い込み、かなり偏った考え方など…。
こういったものは鵜呑みにしないように、きちんと見極める目を持つようにすることは、何よりも大切なポイントでしょう。
一度「冷静」になる
「ネットで育児に関する記事とかを見たときは、そのあとちゃんと自分で冷静になって考えるようにしています。変な考えに振り回されたりはしたくないので」(30代・女性・IT)
ネット上での書き込みや情報交換などで、盛り上がったり、熱くなったりすることもあるかもしれません。
でも、一度ちゃんと冷静になって考えるというのは、絶対に忘れてはいけないこと。
育児などに対する不安な気持ちなどがあるときは、つい流されて惑わされやすくもなりがちですが、一旦落ち着いてから判断は下すようにしましょう。
「ネットだけ」にはならない
「ネットにだけ頼ることは絶対にしないですね。ネットも参考にしつつ、周りのママ友とかに意見を聞いたりもしています」(30代・女性・WEBデザイナー)
ネットはあくまでも情報を得る手段のひとつであって、それがすべてではありません。
ネットだけに頼るのではなく、経験者や先輩ママ、信頼できる人にも相談をしてみるようにするのがオススメ。
不安な思いを吐き出すだけでもすっきりできますし、いいアドバイスがもらえたら気持ちが明るくもなりますよ。
「完璧」を求めすぎない
「SNSとかで育児も仕事も完璧にこなすママさんとかを見ると、ちょっと落ち込んでしまいます。でも、あれはいい部分を見せているだけだよと友達に言われて、ちょっとホッとできました」(20代・女性・インストラクター)
育児も夫婦関係も、さまざまな考え方があって、それぞれの形が存在するもの。
だから、ネットやSNSを見て、完璧な子育てや結婚生活を目指しすぎるようなことをすると、自分で自分の首を絞めてしまうだけです。
自分なりのやり方で問題ないですし、そこで参考にしたい情報があったらネットを活用していくようにするのがベストでしょう。
さいごに
ネットはうまく活用すれば、とても便利で心強い味方になってくれるものです。
重要なのは、ネットが絶対でネットがすべてのような状態にならないことなので、そこはきちんと意識しておいてくださいね。
(山田周平/ライター)
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