ナポレオンは「3時間しか寝なかった」といわれています。
大忙しの天才は、寝る暇も惜しいほど働いていたのでしょうか?

この睡眠時間を調べてみると、その人の性質に合った睡眠時間があることが分かりました。
一般的に「1日8時間睡眠が良い」とされていますが、実はそうとも言えないようです。

 

短時間睡眠は天才になる秘訣?

 

かの偉人ナポレオンは1日3時間しか寝なかった、と言い伝えられていますが、実は彼には昼寝の習慣があったことをごぞんじですか?

ナポレオンの側近、ブーリエンヌが書き残した回顧録によると、ナポレオンは1日に合計6〜8時間ほど眠っていたとのこと。会議中や、馬に乗って移動している最中に居眠りをしていたとの記録もあります。ナポレンは意外とたくさん寝ていたのですね。

ナポレオン以外にも、昼寝の習慣を持つ偉人はたくさんいます。エジソンは「4時間以上寝ると気分が悪くなる」と身近な人に語ったそうですが、まとまった睡眠を取る代わりに、彼は毎日数時間の昼寝をしていたそうです。

 

アインシュタインは長く寝る派だった

 

ナポレオンやエジソンのように、短い睡眠をこまめに取る人を「ショートスリーパー」と呼びます。ショートスリーパーは、一般的に外交的で活発な性格の人が多く、現実的な仕事に向いていると言われています。

日本人だと、みのもんたや明石屋さんまがショートスリーパーとして知られています。外交的で活発な人ばかりですね。

「じゃあ長時間眠らないと、具合が悪くなる私はダメ人間なの?」
いえいえ、そんな事はありません。

まとまった睡眠を必要とする人は「ロングスリーパー」と呼ばれ、創造的な仕事に向いていると言われています。
ロングスリーパーの代表格は物理学者アインシュタイン。彼の睡眠時間はなんと1日10時間! アインシュタインは寝室に鍵をかけ、自分の睡眠を誰にも邪魔させなかったそうです。睡眠中も脳は活動していますので、彼の遺した偉大な発見の数々は睡眠中に閃かれたのかもしれませんね。

 

自分にあった睡眠時間とは?

 

カリフォルニア大学の研究によると、その人が必要とする睡眠時間は遺伝子によって決まるそうです。つまり、必要な睡眠時間は人によって違うという事。

ならば自分に合った睡眠習慣を見つければ、もっと効率よく生活できるはず。
活発な性格の人は、短時間睡眠をしてみたり、創造的なことが好きな人は、長時間睡眠を試してみてはいかがでしょうか。
自分に合った睡眠習慣を見つける事は、自分の適性を知る事にもつながるのです。

あなたも歴史上の人物にならって、睡眠時間を調節してみてください。

(参照:『奈翁実伝』著:ルイ・アントワーヌ・フォヴレ・ド・ブーリエンヌ/
『サイエンス』2009年8月号)

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Written by 大塩哲史
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