「更年期障害」と言うと、閉経を迎える40代後半から50代くらいの女性に見られる症状というイメージが強いですが、ホルモンバランスが乱れるのは女性だけではありません。
どんなときも気持ちをおおらかに
40代以降の男性に増加していると言われている「男性更年期障害」。
キレる、気分屋、忘れっぽいなどなど、皆さんの周りにもいるかもしれない厄介な上司は、もしかすると更年期障害が原因となっている可能性も……。
「更年期上司」と上手に付き合う方法をご紹介します。
「男性更年期障害」は、加齢やストレスなどが要因となり、男性ホルモンの分泌が低下することによって起こる症状。
精神面では、記憶力の低下、キレる、言うことがコロコロ変わるなどの影響が見られます。
日本では、推定600万人もの中高年男性が該当すると言われていますが、女性の更年期障害ほど認知されていないこともあり、知らず知らずのうちに症状が悪化しているケースもあるのだそう。
女性だけでなく、男性にとっても更年期障害はとってもデリケートな問題。とは言え、喜怒哀楽の激しい上司に振り回されていては、こちらにだってストレスは溜まってしまいますよね。
自分へのストレスも避けながら、更年期上司と上手に付き合うコツをご紹介します。
●その1:相談や連絡は朝一番に
男性ホルモンの分泌が一番安定している時間帯は朝。
午後になると、イライラタイムに突入してしまうかもしれないので、急ぎでない相談や連絡でも午前中のうちに済ませてしまっておくのが良いでしょう。
●その2:言われたことをいちいち気にしない
朝は穏やか、午後になるとヒステリック、夕方はぼーっとしているなど、態度や機嫌の乱れが激しいのは仕方のないこと。
もし、怒鳴られたり文句を言われたりしても、「ホルモンが乱れているから」と軽く聞き流すのがベストでしょう。いちいち気にしていては、こちらのメンタルが崩壊してしまいます。
●その3:一緒にお酒を飲まない
男性ホルモンが低下すると、お酒も弱くなってしまいます。
そうなると、酔っ払った上司の相手をする羽目になるのは目に見えていること……。
歓送迎会など、参加必須の飲み会以外は極力一緒にお酒を飲まないほうがいいでしょう。
ホルモンバランスの乱れをコントロールすることは簡単ではありません。きっと本人だって悩んでいるはず。
感情の起伏が激しい上司に対してイライラする気持ちは分かりますが、大きな心でサポートしてあげるくらいの気持ちを持って接してみては?
そんなあなたのことを、周りはしっかり見ているもの。
きっと、女性のとしての魅力や人間としての評価をアップさせることができるはずですよ。
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Written by Gow! Magazine編集部
Photo by Jerry Bunkers