フーナーテストは、性交(夫婦関係)後検査とも呼ばれ、不妊の原因を探る不妊検査の中でもお最もポピュラーな検査で、妻の頚管粘液液と夫の精子との相性を調べます。

 

ポピュラーな不妊検査

 

 多くの場合、頚管粘液検査と合せて行われます。

 フーナーテストは検査前に性交(夫婦関係)をする必要があるため、夫の協力も不可欠です。

 検査前12時間前くらいまでに性交渉(夫婦関係)して、子宮頚管から粘液を採取して顕微鏡で調べ、頚管粘液の分泌が多い排卵時期になりますと、子宮と膣を結ぶ子宮頚管が水様透明の粘液で満たされます。泳いで精子が良好な頚管粘液の存在している時のみ子宮腔の中に泳いで進入します。頚管粘液中に精子が確認できないと無精子症や抗精子抗体、子宮粘液炎などが疑われます。頚管粘液は排卵日数日前から顕著に増量し、最終低温日には、水溶透明となり水飴のように粘液が糸を引くようになります。頚管粘液の中には食塩が含まれており、乾燥後に顕微鏡で観察すると羊歯の歯のような模様が見られます。フーナーテストで元気よく泳ぐ精子が何匹も見られれば問題はありませんが、精子が卵管まで泳いでいくことが困難だろうという可能性がある時は、人工受精(排卵日に精子を子宮の奥に注入すること)を行うことになります。人工受精は、名前には人工とありますが、極めて自然妊娠に近い形の治療法です。治療に用いる精子は夫が無精子症や抗精子抗体の場合、非配偶者から採取した後、チューブのような注入器具を用いて子宮内に注入します。以前は採取した精子をそのまま注入してましたが、現在では精液を遠心分離器などによって精製し、活性の高い精子を分別するなどし、効率向上と副作用の低減を図っています。人工受精は比較的容易にできる治療法で繰り返し治療できます。

 不妊検査、排卵誘発剤などは健康保険が使えますが、人工受精は健康保険が使えず自由診療になります。人工受精の金額は15000円程度です。今までの症例を見ますと、人工受精を4から5回繰り返すと妊娠しています。5回以上繰り返しても妊娠できない場合は、体外受精になり病院によって異なりますが20万円から50万円かかります。不妊治療の保険適用外が高額なため、所得の少ない(730万円以下)夫婦には国から1回あたり15万円、年に2回程度の助成金制度がありますので、該当する場合は、手続きをすること、住んでいます自治体でも補助金を出している所もありますので調べることをお勧めします。

 

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Written by Gow! Magazine編集部
Photo by ditakespictures

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