プロラクチンとは下垂体から分泌されるホルモンです。

 

薬が原因の場合も

 

 下垂体のホルモンはフィードバックといって他のホルモンとの相互作用で分泌が調整されます。プロラクチンが過剰、または欠乏することで症状を示しますが、過剰の場合は月経不順、乳汁分泌、性欲低下などの症状がみられ、欠乏では乳汁分泌低下などの症状がみられます。また過剰、欠乏となる原因には様々なものがあり、過剰となる原因は薬物、甲状腺機能低下症、視床下部や下垂体における腫瘍や炎症、他は腎不全、胸壁疾患、異所性プロラクチンが産生腫瘍があります。欠乏となるものには下垂体の腫瘍、炎症などの原因があげられます。

 プロラクチンはドパミンにより生理的に抑制されますが、薬物が原因の場合はドパミンと拮抗する、言い換えればドパミンの作用を阻害するものが原因薬剤となることが多いです。例えば、胃潰瘍などの治療に使われる薬剤、吐き気止めの薬剤の中にドパミン阻害の作用をもつものがあるとされます。他では血圧を下げる降圧剤、精神疾患の治療に使われる、抗精神病薬にもドパミン阻害作用をもつものがあるとされ、エストロゲン製剤も注意が必要です。過剰の原因として甲状腺機能低下症があります。この場合は甲状腺機能低下によりフィードバック作用でTRHというホルモンが分泌過剰となり、TRHが分泌を過剰にすることが原因とされています。他の過剰原因として視床下部、下垂体の腫瘍、炎症に関しては頭蓋咽頭腫、胚細胞腫、下垂体炎、サルコイドーシスなどがあります。頻度としては過剰が多く、診断としては20ng/mlを超えると過剰とされますが、複数回測定での診断がすすめられます。数値のみで原因がはっきりするわけではありませんが、200ng/mlを超える時は、マクロプロラクチノーマ、いわば巨大な下垂体腫瘍が疑われます。しかし必ずしも確定ではありません。

 治療は薬物によるものは薬物の中止で改善が期待できますが、他は薬物療法が第一治療となり、大きな腫瘍によるものは手術が必要となることもあります。また手術となる場合もまずは薬物療法で腫瘍を小さくしてから手術となることがほとんどです。甲状腺機能低下に関しては甲状腺ホルモンの補充で改善が期待できるものと思われます。治療がうまくいっても再発する可能性があることから、治療後も継続して医療機関での通院が重要となり、その際は血液検査やMRIなどの画像検査を行うことが一般的です。

 

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Written by Gow! Magazine編集部
Photo by Harry Scavo

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