外陰パジェット病とはどんな病気でしょうか?聞いたことがない方もいらっしゃるとは思いますが、いわゆる皮膚にできるガンの一種です。

 

日本では60歳以上の男性に多くみられる

 

 乳房パジェット病という病気もあります。これは、乳頭に近い乳管上皮から発生して、皮膚にまで入り込んで広がったものです。乳房以外にできるパジェット病を、乳房外パジェット病といいます。したがって、外陰(性器の外側の部分です)パジェット病とは、この乳房外パジェット病の範疇にはいります。いったいどのような、症状でどういう治療法が必要なのでしょうか?

 乳房外パジェット病は、日本では60歳以上の男性に多くみられるそうです。女性に比べて2,3倍の発生数だそうです。外陰部にもっとも多くみられて、次に肛門のまわり、わきの下などに多く発生します。まれに、おへそにできることもあるそうです。

 今までは、これらの部位に特異的に分布するアポクリン腺という汗腺の細胞に関係あると考えられていましたが、最近では特殊な表皮細胞に由来するのではないかといわれています。症状としては、平らな赤い斑点が現れて、ところどころ白く抜けたようになったり薄茶色になります。進行すると湿った感じになり、浸出液が出たり、かさぶたが付着するようになります。かゆみを伴うこともあり、腫瘍というより湿疹やたむしと間違われて長いこと放置されたりすることもあります。基本的に早く発見されたら経過は良好なことが多いようですが、発見が遅れて進行が進むと、リンパ液や血液の流れに乗って、リンパ節に転移することもあります。病期いわゆるステージですが、まずガンの進行具合が表皮でとどまっているか真皮に達しているか、真皮の下のリンパ管や血管にまで広がっているか、近くのリンパ節への転移があるか、別の臓器への転移があるか、などによって分けられます。それによって治療法が違います。表皮にとどまっていて切除可能なら、原発巣の切除、不可能なら光線力学的療法や放射線治療、リンパ節への転移がありさらに遠隔転移をしていたら抗がん剤治療、緩和手術、放射線治療をします遠隔転移していなければ、原発巣の手術とリンパ節をきれいに清浄します。

 簡単にパジェット病の症状や治療法を述べましたが、早期発見なら抗がん剤治療などは必要ないことが多いのです。外陰パジェット病は病巣の場所的に、ちょっと恥ずかしいかも知れませんが、鼠蹊部リンパ節にも近いので早めに病院で診察を受けるといいでしょう。納得いかななければ、セカンドオピニオンを聞いても良いのではないでしょうか。

 

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Written by Gow! Magazine編集部
Photo by GU / 古天熱

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