会陰とは、膣入口部と肛門の間のことで、通常は約3cm程度の場所です。

 

予防に努めましょう

 

 会陰裂傷とは、分娩時に膣及び会陰部が限界まで伸び切った際に生じる会陰部の裂傷のことを言います。初産婦に多い傾向があり、児頭の娩出時に生じることが多く、膣の奥のほうに向かって裂傷が起こる、膣壁裂傷が起こることが多いと言われています。会陰が無傷のまま出産できるのは初産婦で10%、経産婦でも30%と言われています。

 膣及び会陰部の進展性が不十分であることと、児頭は約10cmと大きく、急激に出口を通過することが原因である場合が多く、年齢とともに進展性は低下していくので高齢初産ではリスクが高まりやすくなります。急速な分娩や、陣痛に合わせるいきみを強くかけすぎた場合にも起こることがあります。会陰や膣粘膜のみの裂傷の場合もありますが、かすり傷程度のものから、肛門括約筋や直腸粘膜・肛門粘膜にまで裂傷が及ぶものまであり、傷の程度によって4段階に分かれています。

 第一裂傷は、会陰部の皮膚や膣壁粘膜のみが裂傷するもので、第二裂傷は皮膚とともにその下の筋肉にまで裂傷が及ぶもので、第二裂傷間では一般的に起こりやすいと言われており、この場合は10分程度で縫合が完了します。第三裂傷は肛門括約筋まで断裂したもので、第四裂傷は会陰から肛門・直腸粘膜までが損傷したもので、縫合が1時間以上かかることや、大きな病院へ搬送されることもあります。第三・第四裂傷では、術後に縫合した部分が離れることを防ぐために便を軟らかくしたり、食事を軟らかく、消化の良いものにしたりすることが多いです。

 会陰裂傷が起こると、縫合をするため、トラウマとなったり、座る・歩くといった日常動作も辛く、セックスをしたくないと思う患者さんも多いそうです。

 予防のためには、会陰の保護を行う必要がありますが、会陰裂傷の予防にこだわりすぎると分娩に時間がかかりすぎて胎児の状態を悪化させる危険性もあるため、裂傷が起こる前に会陰を切開し、重度の裂傷を予防することが多いです。また、予防のために、妊娠後期にオイルを会陰に塗り、マッサージをしたり、股関節を軟らかくするストレッチを行ったりすることで、裂けすぎることを防ぐこともできるようです。、会陰切開を避けるべきだという世界の声が強くなり、日本でもすこしずつ行わない方向になっているという現状もあります。そのため、出産前に病院の方針を調べてから分娩に挑むのが良いでしょう。また、術後はドーナツ型のクッションを用いたりして、縫合部にできるだけ負担がかからないようにすることが必要です。

 

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Written by Gow! Magazine編集部
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