三十代半ばから、生理前になると、ひどく憂鬱な気分に陥ることが続きました。

 

子宮を全摘

 

 それは、唐突にやって来るのです。生理の一週間前になった途端に、たちまち肩に重い荷物がのしかかったような暗い気持ちになり、家の中に引きこもったままでいたくなるのです。その頃は子どもたちが小さかったので、本当に辛くてたまりませんでした。夫は仕事が忙しいし、家事や育児を休みたくても、代わってくれる人は誰もいないし、生理が始まるまで、ひたすら重苦しい気持ちを耐えるしかなかったのです。恐らく、あれは鬱という症状に似ていたと思います。けれど、子供が小さかったので、病院で診察を受ける余裕もなく、生理が始まるまでの一週間を、時にトイレにこもったり、頭を抱えたりして、やり過ごしました。

 けれど、四十代になったら、さらに深刻な症状が加わりました。生理中の出血がひどくなったのです。大量の経血の処理に追われ、ナプキンを幾つも買わなければいけませんでした。ようやく生理が終わったと思ったら、今度はひどい貧血です。生理前は憂鬱な気分になり、生理中は大量の出血で、生理後は極度の貧血に悩まされるようになってしまったのです。その頃は子供たちが中学生と小学生になっていましたから、学校へ行っている間に婦人科の病院へ行きました。その結果、幾つもの筋腫が見つかったのです。しばらくは漢方薬を飲んで様子を見るように言われましたが、いずれの症状も治まることがなく、ついに手術をすることとなりました。

 総合病院で診察を受けたところ、まずは貧血を改善するように指示されたので、増血剤を注射してもらいました。一週間ほど通院した結果、ようやく数値が正常になり、筋腫ごと子宮を全摘する手術を受けました。最初は、子宮をすべて失うのですから、更年期の症状が出るのではないかと不安になりました。けれど、五十代が近付いた現在では、まったく問題がありません。生理が来ませんので、生理前に憂鬱になることはなく、生理中の出血も、生理後の貧血もすっかり解消されました。体が火照ったり、汗をかいたりするなど、更年期に特有な症状が出ることもありませんので、恐らく、子宮を全摘するという診断は正しかったのだと思います。

 私の場合、子供が小さいうちは病院へ行けませんでした。もしも気になる症状がある場合には、身内や公的機関などを頼るなどして、婦人科の病院へ行くことをおすすめします。重篤な疾患があるかもしれませんし、未然に防ぐことは大切です。

 

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Written by Gow! Magazine編集部
Photo by Leo Hidalgo (@yompyz)

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