採卵とは、卵巣にある卵子を人工的に取り出すことを言い、主に不妊治療において行われます。

 

希望に合う病院を探して

 

 これをするのは、不妊治療のなかでも、体外受精や顕微授精を行うときです。体外受精や顕微授精は、体外で卵子と精子を受精させるので、その際に使う卵子を取り出します。これらは、精子の数が少なかったり、運動率が悪いために、タイミング療法や人工授精では上手く授精しない場合に行われる治療法です。他にも上手く排卵がされないなど、女性側の原因でも体外受精や顕微授精は行われます。

 採卵をするためは、2週間ほどかけて、ホルモン剤などを注射して卵子を育てます。卵巣に刺激を与える方法はいくつかありますが、不妊の原因や女性側の年齢、卵子のできやすさを考慮して、医師が判断します。通常、月に一度の排卵ではひとつの卵子しか排出されませんが、この治療のときには数個から十数個取ることができます。取り出す手術のときには、局部麻酔や静脈麻酔をします。こうして体外受精や顕微授精を行うのですが、全ての卵子が上手く授精するわけではなく、受精できなかったり、途中で分割が止まってしまうものもあります。受精卵は、数日後に移植されたり、凍結してその後の治療で用いられたりします。

 採卵をするときには、病院の方針にもよりますが、通院回数が増えます。ホルモン剤などの注射は毎日行わなければならないので、約2週間は毎日通院しなければなりません。仕事などで通院できない場合は自己注射をする方法もあり、これだと通院は3日に1度程度になりますが、手術前の数日は毎日通わなければなりません。手術の日にちが決まるのは手術の数日前ですし、手術当日と翌日は安静にしていることが必要なので、仕事や家事をするのは難しいです。

 かかる費用も、病院によって大きく異なります。50万円程度でできるところもあれば、100万円ほどかかる病院もあるので、事前に調べると良いです。年収や治療歴などが助成の対象に当てはまれば、助成金が出る自治体もあります。

 時間もお金もかかる治療になってくるので、体外受精や顕微授精を行う際には、病院選びをしっかりすることが必要です。体外受精や顕微授精の成功率は、病院によって多少の違いがありますし、治療数も大きく異なってきます。不妊治療を行っている病院でも、体外受精や顕微授精は行っていないところもたくさんあるので注意が必要です。治療方針や病院の雰囲気もそれぞれなので、希望に合ったところを探すことが大切です。

 

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Written by Gow! Magazine編集部
Photo by GGOMANG

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