忘年会。
2021年はこの言葉が忘れ去られそうな気配もあります。中には張り切って開催するというグループもいると思いますが、そこには絶対に参加したくないという人たちも存在します。
 
実は、はるか昔、鎌倉時代にはそれこそ「一足先に忘年してしまい、忘年会を失念しておりました!」と、すっぽかしてしまいたいくらいの行事だったのが忘年会のようです。
 
今のようにオンラインシステムもありませんし、高気密住宅もありませんから、現代のそれに比べると、過酷な状況だったようです。
 
この記事では、鎌倉時代の忘年会についてお伝えしようと思います。
 
仲の良い友人たちとワイワイ忘年会をするのは楽しいものですが、気を使わなければいけない会社の忘年会には、正直ウンザリしている方も多いかもしれません。
 
しかし、今回ご紹介する“鎌倉時代の忘年会”に比べれば、断然マシだと思えるはずですよ。
 

忘年会の起源は中世の『としわすれ』

 

忘年会の起源については諸説ありますが、一番有力視されているのが鎌倉〜室町時代に行われていた『としわすれ』と言う行事です。
 
この『としわすれ』は、現在の忘年会のようにお酒を飲んでワイワイ騒ぐものとは、ちょっと趣向が違います。
 
貴族や上級武士などの身分の高い人たち(今でいうセレブですね)が年末に集まり、一晩中連歌(複数人で和歌をつなげていくこと)を行うものだったようです。
 
こうして書くと「さすが上流階級の人たちは雅やかな忘年会だわ」と、うっとりされるかもしれません。
 
しかし、よーく考えてみてください。これは結構過酷な、苦行のようなものだったのではないでしょうか。
 

寒さに震えながら一晩中……

 

連歌と言うのは前の人が読んだ五・七・五の歌に、次の人が七・七で続き、次の人がさらに五・七・五の歌を続けるという行為を、100句になるまで延々と行うもの。しかも、同じ言葉を使ってはいけないというようにさまざまな制約があります。
 
現代に置き換えて考えると「一晩中、上司や同僚としりとりをする(しかも厳しいルールで)」みたいな感覚かもしれません……。
 
おまけに当時の住宅事情は、どんなセレブの邸宅といえども木造住宅でしょう。もちろんエアコンもガスヒーターもありませんし、コタツが普及したのは江戸時代でしたので、主に使われたのは火鉢だったようです。
 
寒さが厳しい年末、しかもすきま風が入りまくる木造住宅で、火鉢で暖を取りながら夜通し連歌をする……。
 
いったいなんの罰ゲームかと思うくらい『としわすれ』はつらい行事だったに違いありません。
 

つらい時は『としわすれ』を思い出して

 

イヤミな上司にお酌をしなければならなかったり、使えない部下に今日は無礼講だからと思いっきりタメ口をきかれたり……会社の忘年会は楽しいことばかりではありません。筆者も十分に、気持ちはわかります。
 
しかし、そんな時には「昔の人々はもっと過酷な(?)忘年会をしてたんだ」ということを思い出してみてください。
多少は少し気持ちが軽くなるかもしれませんよ。
 
本格的な忘年会シーズン到来の前に、乗り切り方を心得ましょう!
 
(yummy!編集部,海猫/ライター)
 
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