「礼も過ぎれば無礼となる」というように、意外と難しいのがお礼や親切などの「心遣い」。

あまりにうやうやしい態度や、わざとらしい振る舞いはかえって相手に緊張を強いてしまいます。

しかし、小粋で気がきく心遣いをすれば、女子力は一気に急上昇、「イイ女」の称号を得ることだって可能です。
というわけで人の心をほっと和ませる「イイ女の心遣い」をご紹介したいと思います。

 

心遣いは「小粋で気がきく」程度が良い理由

 

社会に出て生活をしていると、日々多くの人々と接します。
その中で人々がお互いに気持ちよく生活していくための知恵が「心遣い」です。

心遣いとは「他者を尊重し、思いやる」という気持ちの現れ。
素敵な大人の女性になるためにも、日々の心遣いは忘れずにいたいものですね。

しかしながら、「礼も過ぎれば無礼となる」というように、意外と難しいのが心遣いのしかた。
あまりにうやうやしい態度や、わざとらしい振る舞いはかえって相手に緊張を強いてしまい、恐縮させたり、余計な気を使わせてしまったりするものです。

やはり、心遣いをするにはさりげなく、相手が気を使わずに済むよう配慮するのが望ましいようです。
つまり「小粋で気がきく」という程度の心遣いが、相手にとって最も好感を持たれるのです。

「小粋で気がきく」心遣いが出来れば、あなたに対する人々の好感度はぐっと上がります。
異性が相手であれば「イイ女だな」という印象を抱き、特別な感情さえ芽生えるかもしれません。

というわけで、女子力アップを目指すアラサー女性のための「小粋で気がきくイイ女の心遣い」を調べてみました。
インターネットの掲示板に寄せられた5つのエピソードを紹介しましょう。

 

その1:後で気付いた友人の優しさ

 

まずは友人とルームシェアしていた、とある女性の話。
彼女たちの同居のルールは、交代で食事を作ること。

ある日、その女性Aさんは自分が食事当番だったのに、体調が悪く、準備に取りかかれませんでした。
そんな時に友人Bさんから「今日さ、雑誌みてて猛烈に食べたくなったものがあるんだ〜。食事当番代わってもらって、私が作っても良い?」という提案が。
そのときはAさんは朦朧としながら「あぁラッキー」と思ってそのまま少し寝ることにしました。

そして遅くに起きてみるとテーブルには、夕食とともに「薄味だけど醤油とか足しちゃダメだよ〜」というメモが。そこではじめてBさんの心遣いに気付きました。

Bさんは「雑誌をみて食べたくなったものがある」という一言で、Aさんが気兼ねせず安心して休めるように気を利かせてくれたのです。
ちなみにそのメニューは、おかゆでした。

 

その2:返信不要のメール

 

独身男性のCさんは、とある制作会社の広報部員。
若くて人懐っこい性格なので、他社の女性からも人気があります。

しかし、会社のメールアドレスに個人的なお誘いのメールが来ることには、正直呆れていたようです。

そんなある日、Cさんにこんなメールが届きました。
「知り合いから頂いた映画の試写会のチケットが2枚余っています。良かったら彼女と行って下さい。なお、不要の場合は返信不要です」

Cさんには彼女がいないことは、恐らくメールの送り主の女性も知っているはず。
その上で「返信不要」と書かれていることに、Cさんは慎み深さを感じたようです。

結果、Cさんは自らその女性を誘い、映画を観にいったそう。
多忙な方の場合、お誘いメールにいちいち返信するのは大変です。
個人的なメールの場合は「返信不要」と一言添えるのが、大人の女の気遣いなのかもしれませんね。

 

その3:叱られていた後輩のデスクの上にあめ玉

 

入社一年目の新入社員だったDさん。
ある日、大きなミスをしでかしてしまい、上司にこっぴどく叱られてしまいました。
デスクに戻り、必死に涙をこらえていたところ、先輩の女性社員が皆にわからないよう、デスクの上にさりげなくあめ玉を置き、去っていったそうです。
そんな心遣いが出来る女性だからか、先輩はその後どんどん出世しました。

現在Dさんは先輩のような女性になりたいと思いながら、仕事を頑張っているそうです。
やはり、出世する女性は、後輩への気遣いも出来る優しい人が多いのでしょうね。

 

その4:飲食店でアイツを見かけたら……

 

仲の良い同僚と二人で、お好み焼き屋さんに入ったEさん。
夕食時で、店内はそこそこ混んでいました。

食事を終えて出ようかという時に、女性Eさんはテーブル横の窓のブラインドの所にいる茶色いものを発見……中位の大きさのゴキブリ、でした。

びっくりしたEさんはあわてて「横見て!」と同僚の女性Fさんに知らせると、彼女は「わかった。驚いた声出さないで」とEさんに注意してから「女性の店員さんだと捕れないかもしれないから」と、出口近くのレジにいた男性の店員さんを手招きして呼び、とっても小さな声で「そこに虫がいます」と伝えて店を出ました。

二人がお店を出るとすぐ、別の店員さんが走ってきて「教えていただきありがとうございました。またお立ち寄りください。」と割引券を渡してくれたそう。

お店に対する心遣いから、騒ぎ立てずに冷静な判断で事を納めたFさん。
まさに大人の対応ですね。

 

その5:一見わがままに見えたのに

 

大学時代、ゼミの友人十人程と電車に乗っていたGさん。
車内に立っている人はいないものの、全員が座れるような席は空いていませんでした。

20分ちょっとの距離だったため、当然みんな立っているものと思いきや、女性のH先輩がある男性に「私疲れちゃったから座りたい。一人だと座りづらいから一緒に座ろう」と声をかけて座りました。

なんてわがままな人なんだと、Gさんや周りはびっくり。
しかし、後からその男性に「俺義足だから、電車でずっと立ってるのはしんどいって前にHさん(座った先輩)に話したことがあったんだけど、それを覚えててくれたんだな。みんなが立ってる中で『座りなよ』って言うだけだと俺が遠慮すると思って、ああいう風に言ってくれたんだと思う」と言われて、Gさんははっとしました。

人の身になって考え、あえて自ら批判される役を買って出たH先輩。
そういった心遣いができる女性になりたいものですね。

 

「イイ女」は内面を磨くことも重要

 

心温まる5つのエピソードをご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか。
すべての話に共通して言えるのは、見返りを求めず相手の立場になって行動しているところ。
「小粋で気がきく心遣い」とは、無償で人に親切にできる優しさのことです。

女を磨くということは、洋服やコスメやダイエットで外見を着飾ることだけではありません。
中身をともなわない美しさは、いくらお金をかけたところで虚しいものです。
内面を磨き、素敵な心遣いが出来る女性になることも「イイ女」の条件なのではないでしょうか。

(出典:『発言小町』「このひと気が効いてるな?、粋だな?と思った事募集!」より)

 

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Photo by 85mm.ch

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