先日、とあるネット掲示板に寄せられた男性からの告白文にいろいろな意味でゾッとしました。

付き合って4カ月になる彼女と昨年のクリスマスに初めてエッチをしたさい、彼女のアソコから魚の腐ったような匂いがする上、挿入時にひどく痛がったためセックスを中断し、病院へ行くように勧めたところ、“膣トリコモナス症”という性感染症であることが発覚したそうです。
膣トリコモナス症とは、トリコモナス原虫という寄生虫が膣内に寄生するために起こる膣炎のことで、主に性行為によって感染します。
どうやら彼女は浮気をしていたようで、彼氏はすぐに別れを告げたそうですが、なによりも“彼女のアソコに虫がいた”ということが彼氏のトラウマになってしまったようです。
しかも、この男性が調べた結果、日本では女性の10%〜20%が膣トリコモナス症にかかっており、「女性の10人に1人くらいはアソコで虫を飼っていると考えると、なんて恐ろしい世の中なんだ」と発言しています。

トリコモナス原虫は例外にしても、誰の体にも多くの寄生虫が存在するのは事実です。あなたも自分の体のなかで虫を飼っている事実を知りましょう。

 

「そんなにいるの!?」人に寄生する虫のアレコレ

 

人間に寄生する虫は世界で約200種類、日本では約100種類いるといわれています。大きくはマラリアやトリコモナス、赤痢アメーバなどの原虫と、回虫などの蠕虫(ぜんちゅう)の二種類に分けられ、ノミやシラミ、ダニなどの衛生動物も寄生虫に含まれます。
なかでも驚くような寄生虫と、それを飼っている愉快な仲間たちをご紹介しましょう!

●その1:猫好きになる寄生虫?(トキソプラズマ原虫)
猫を宿主とする寄生虫ですが、人間でも全世界の3分の1、日本では成人の10%がトキソプラズマ原虫を宿しているといわれ、史上もっとも感染拡大に成功した病原性原虫とされています。

ロンドン・インペリアル・カレッジ大学の研究によると、この原虫に感染したネズミは猫に対して脅えなくなり、逆に猫の尿の臭いを好むようになったそうです。
また、チェコの進化生物学者ヤロスラフ・フレグル氏によると、ネコに食べられやすくすることで新たな宿主に乗り移るため、原虫は感染したネズミが猫という天敵を恐れなくなるように脳を操るのだといいます。
これは人間の脳にも同じことがいえる上、トキソプラズマに感染した脳は大量のドーパミン(快楽ホルモン)を分泌することも分かったそうです。
そういった点から、ネット上では“猫好きになってしまう寄生虫”とまでいわれているほど。あなたの狂おしいほどの猫好きも、もしかしたらトキソプラズマ原虫に操られているものかもしれません。

ほとんどの場合は感染しても大きな害はないそうですが、妊婦が感染すると流産などの危険もあるそうなので注意が必要です。

●その2:人の顔にほぼ100%存在する寄生虫(デモデクス)
いわゆる“ニキビダニ”や“コニキビダニ”と呼ばれる顔ダニのことです。
およそ0.1ミリ〜0.4ミリの大きさで、8本の足を持つ芋虫のような形態で、皮脂や細胞に含まれる栄養分を餌にしています。
90万人以上を対象とした調査によると、成人のおよそ97%にデモデクスが生息していたという結果もあり、ほぼ100%の人の顔にいる寄生虫といえます。

顔や頭皮も含め、ひとつの毛穴に1匹から3匹以上が存在しているとされ、一般的に毛穴が約5万個あるといわれている頭皮だけで考えても、約15万匹のデモデクスが生息していることになります。
ニキビやアトピーの原因になるほか、最近の研究では女性の薄毛要因のひとつとしても考えられているのだとか。
2週間から1カ月ほどの寿命のなかで3回脱皮をするといわれるデモデクスは、もっとも大きいものになると、毛根部分に近い場所に生息し、毛根に流れる栄養を根こそぎ食べてしまうのだそうです。

もちろん、皮膚にある脂肪性の分泌物を食べてくれるという大切な働きもあるので、異常繁殖させないために脂肪分の多い食品を食べ過ぎないようにすることや、不規則な生活をしないようにすることが大事だといわれています。

●その3:ダイエット、花粉症対策の寄生虫?(プレロセルコイド)
人に寄生する虫のなかで一番ポピュラーなものといえるのが“条虫”、いわゆる“サナダムシ”ではないでしょうか。

カイチュウ博士という異名を持つ免疫学者の藤田紘一郎さんによると、昔は日本人のほとんどが腸のなかにサナダムシを飼っていたといいます。
日本のサナダムシ(プレロセルコイド)は人体に大きな影響はなく、うまく共生できていたのだとか。それが、戦後の駆虫政策によってサナダムシは人の腸から姿を消し、現代ではその弊害として花粉症などのアレルギーや肥満が増えていったというのが同博士の主張です。

しかもこのプレロセルコイドと呼ばれるサナダムシ、いまではヤフーオークションなどで高額で出品されていることもあるほど珍しいものだそうです。
一方、アメリカのバージニア州に住む女性がインターネットで購入したサナダムシの卵をダイエット目的で飲んだところ、貧血を発症して病院で治療を受けたという出来事が地元メディアに取り上げられて話題になりました。

同州の公衆衛生省は、サナダムシによるダイエットの効果は実証できず、なかには重篤な症状を引き起こす種もあるため、サナダムシを飲むことは避けるように注意を促しています。

 

人に寄生する虫たちを無視することも大事

 

感染することで大きな被害をもたらす寄生虫は別ですが、“寄生虫”という言葉のイメージで何でもかんでも排除することはマイナスの結果をもたらす可能性を秘めています。
人と共生する寄生虫が多くいるのも事実なので、寄生虫を知ることともに、その存在に過敏になり過ぎないようにすることも大切です。

 

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Written by カタタク
Photo by Live to Create Photography

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