元・光GENJIの大沢樹生と前妻・喜多嶋舞との間の16歳の長男が、DNA鑑定の結果大沢の実子ではなかったことを大沢本人が明かし、騒動になっています。喜多嶋側は否定していますが、実の父親は彼女が大沢と結婚前に付き合っていた俳優O氏かI氏ではないかと憶測が飛び交っています。
「知らん顔で父親の違う子どもを産むなんてありえない!」という声も上がっていますが、実は世の中で生まれた赤ちゃんのなんと1割は夫以外の父親の子どもだというのです!
世界の調査結果は25人〜10人にひとり!
イギリスでは、リバプール・ジョン・ムーア大学の研究チームが過去54年にわたってアメリカ、フィンランド、ニュージーランド、サウス・アフリカ、メキシコ等を調査したところ、地域差は大きいものの、平均約4%が他人の子どもを育てているという結果になったと発表しています。つまり約25人にひとりの父親が、自分の子どもではない子どもを知らずに育てているということになります。
ドイツでは民間調査機関が“新生児の約10%が戸籍上の父親以外の子”と発表しているし、世界的規模で行われた血液検査でも、約10%が父親と血液上の親子関係がないという結果が出ているそう。10%って10人に一人! 多すぎでしょ!
では日本ではどうなのでしょう? 裁判所の調査によれば、子どもの10%は父親の遺伝子を受け継いでいないのだそう!
ただしこの数字は全世帯数の10%ではなく、裁判所で何らかの調査対象となったうちの10%なので、日本の父親の10%が他人の赤ちゃんを育てているわけではないと考えられますが、どうやら私たちが思っているよりずっと多いことは確かなようです。
夫以外の父親の子どもを産む女たち
なぜこんなことが起きるのでしょうか?
●ケース1:女性が不倫をしていて、どうしても不倫相手の子どもを産みたかったために手っ取り早く結婚できそうな男性を見つけてその男性の子どもとして産み育てた。
●ケース2:元彼と夫との付き合う期間が重なっていたり、非常に近かったりで、母親もどちらの子かわからないまま産んで育てている。
●ケース3:ゆきずりやセフレ、複数交際により、父親以外の相手と交渉を持ち妊娠し、そのまま結婚し出産した。
●ケース4:レイプなど夫にいえない状況下で妊娠してしまい、そのまま夫の子として隠し続けている。
●ケース5:不妊や遺伝上の病気など夫側の要因で子どもを持つのが難しいと知った妻が、夫に秘密で別の男性の子を妊娠し、夫の子として産み育てる。
などが考えられます。
実際、夫側はDNA鑑定をしない限りわが子であるかどうかを知る方法はないのですから、妻が「あなたの子よ」と言い張れば、案外簡単にこんな大それたことができてしまうのです。
赤ちゃんのうちは父親も周囲も気がつきにくいのですが、子どもが大きくなってくると父親に似ていないことが気になったり、怪我や病気等で血液型が違うことがわかって気がつくといった場合もあり、大変な問題となってしまうことがあります。
やはり女性のエゴで、わが子の出生を偽るのは、あまりに大きな罪だといえそうですね。
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Written by 杉本レン
Photo by 4 CROWS/ポリドール