2014年がスタートしました。新たな年、どのように過ごしたいと考えていますか。
変わり栄えのない日常に、言いようのない焦燥感を感じている人もいるかもしれませんね。

実は今、春から秋にかけては日本で働き、冬の寒い時期は常夏の国を旅するという、なんとも羨ましい生活をする女性が増えています。一見、夢のような生活ですが、彼女たちはどのようにして、こうした生活を実現させているのでしょうか。

そんな疑問を解決すべく、元OLから今やタイ料理屋台の店主になり、冬になると毎年旅をするという、Nさんにインタビューしました。
彼女の生き方に、女性の新しいライフスタイルのヒントがあるかもしれません。

 

普通のOLでも飛び出せジャパニできるんです

 

現在、地元を中心にイベントに出店して、タイ料理屋屋台を一人で切り盛りするNさん。なんと屋台暦7年。屋台一本で食べています。
などと聞くと、とても真似できないとしり込みしてしまいますが、元々、彼女も普通のOLでした。

高校卒業後、すぐに地元の企業に就職したNさんですが、仕事には興味がわかず、悶々とした日々を4年半過ごします。特別なスキルがあるわけでもなく、退職するには何か理由付けが欲しかったと、Nさん。

そしてやっと見つけた道は「プロスノーボーダー」。スノボを極めるべく、退職して山にこもるも、1シーズンで挫折。そのときたまたま目にした「地球一周の船旅」の広告に目が釘付けになり、3ヶ月間必死でお金を貯めてピースボートの旅に出たそうです。

帰国後は「昔から好きだった料理を仕事に」と、レストランの調理場でバイトを始め調理師免許を取得。短期、長期織り交ぜて、アジアを旅しながら各地の料理を知ることに。
これという形はまだないものの、心地よい生き方を少しずつ見つけていったようです。

屋台スタイルを始めたのは、7年前に知人に誘われたイベントがきっかけ。アジア半年旅から帰国したNさんに「アジアで料理勉強してきたなら、一緒にイベントで屋台出そう」と。自分の店を出す千載一遇のチャンスが到来しますが、そのときのNさんの全財産10,500円。バイトを始めて、食材を買い集め準備をしたそうです。
そしてタイ料理屋台が生まれました。お客さんの「美味しかった!また食べたい!」という反応と、イベントという一期一会の魅力が忘れられず、イベントを探しては出店する日々がスタートしました。

翌年からは屋台一本で生計をたてながら、冬の2ヶ月くらいは旅する生活を続けて、7年目。なんともたくましく、羨ましい生活です。

 

将来性よりも今、この瞬間を大切にしたい

 

Nさん曰く、将来の計画はあまりないのだとか。一見、場当たり的で不安定な印象ですが、彼女にとって成功とは、お金を稼いで貯めることより、そのお金を使っていかに自分の人生を豊かにするのか、いかに今この瞬間を楽しむかが鍵。
「好きなことをやるためには、まずは自分を知り、本当にやりたいことを、自分を信じてやり続けることが成功の秘訣」と語ってくれました。継続は力、何ごとも続けてこそ、初めて意味がついてくるとも。

 

オンリーワンを目指せ

 

みなさんはNさんを特別な存在だと思いますか。そうでしょうか。彼女はコネも資格も学歴も、特別なものは何も持たず、ただ自分を信じて屋台を続けたからこそ、今のスタイルを確立することができたのです。
現在34歳。アラサー真っ只中。この年齢にも、ちょっと勇気付けられませんか。
もしみなさんが今の生活に違和感を覚えるなら、客観的に自分を見つめてみてはどうでしょう。アラサーだって遅くはありません。

Nさんの最後の言葉が印象的でした。
「今までのような流行りや誰かのマネじゃなく、それぞれのオンリーワンな仕事(それぞれの人の個性や才能や場所を100%生かした仕事)が増えていく」と。

そしてこんなことも。
「早くパートナーと出逢って自分の家族を作ることが夢です。私も女なんですね。」

オンリーワンな仕事は、きっと誰にでもあるはず。そして女性としての幸せだって追い求めて良い。女性がもっと自由に、人生をプランニンできる時代はもう始まっていますよ。

 

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Written by フランクひらがな
Photo by Christopher.Michel

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