先日、米テネシー州で「メシア」と名付けられた男児に対して、同州判事が名前の変更を命じたことが大きな話題となりました(※画像は元『メシア』ちゃんと母親のジャリーサ・マーティンさん)。いわゆる親が子供に常識的に考えにくい名前を付けてしまう「キラキラネーム問題」ですが、これは何もアメリカと日本だけの現象ではありません。どうやら地球規模で広がっているようなのです。

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地球規模で広がるキラキラネーム規制の動き?

 

 今年1月にはニュージーランド内務省はあまりに増える奇妙な命名に対して、これまで登録を拒否した「4Real」「ルシファー」「アナル」など77件の名前リストを公開して注意を呼びかけました。同様にドイツ当局も「インベーダー」「ウイスキー」「ウッドストック」「ヨーグルト」などの拒否リストを公表。スウェーデンでも「メタリカ」や「スーパーマン」などの名前が却下されています。

 アジアに目を向けると、より状況は深刻です。中国教育省が公表した「中国言語生活状況」によれば、伝統的な姓名の構造に変化が表れ、「@」や「−A」など記号やローマ字を使った個性的な名前を付ける親が出現したことを明らかにしています。また、韓国では竹島に遠泳した俳優のソン・イルグクが三つ子の男児に「大韓」「民国」「万歳」と名付けたことで、韓国国民の賞賛を浴びたばかり。

 そうはいっても日本の場合は目も当てられません。戸籍法では人名に使える漢字を限定しているだけで、その読みについては戸籍に記載されないため、まったくの自由という状態。実質的に世界をリードするキラキラネーム先進国となっているのです。

 すでに各国では、キラキラネームが社会に与える悪影響についても研究を進められています。フィラデルフィア州シッペンズパーグ大学のデービッド・カリスト教授は1万5000の名前について調査した結果、変わった名前が貧困と犯罪に関係があるとして「あまり一般的でなかったり、異性的な名前を付けられた子どもほど、人種に関係なく少年犯罪に関わる傾向が強い」と発表しました。

 オーストラリアのメルボルン大学では政治家や弁護士の登録名などを用いた統計調査を実施。変わった名前は出世や経済活動に不利だと結論付けています。

 日本の元祖キラキラネームといえば、1993年に起きた「悪魔ちゃん騒動」でしょうか。折しも時期は日本経済はバブルが崩壊し、加速を付けて不況の奈落へ落ち込んだ真っ只中でした。長らく続く不況脱出の鍵は、ひょっとして放置状態にある日本のキラキラネーム対策にあるのかもしれません。

 

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