セクハラといえば、女性が被害にあうことのように思いがちですが、労働省によると、最近では男性からのセクハラ被害の相談が増えつつあるのだとか。
自分は大丈夫と思っていても、相手が不快だと感じていれば、それは立派なセクハラになってしまいます。もしかして、あなたはこんなNG行動をしていませんか?
逆セクハラ行動 その1:あけすけな下ネタの会話
「昨日セックスしたから肌の調子がいいの〜」や「こう見えて私って、かなりドMで〜」などと、聞きたくもない性事情を披露されることは、苦痛以外のなにものでもありません。
アラフォー女性のお局様が「私だって、まだまだイケてるの」とアピールするために、あからさまに下ネタ発言をしている姿は、男女問わず迷惑な話ですよね。
逆セクハラ行動 その2:ボディタッチ
「頑張ってる?」と励ましたり「いいんじゃない!」とほめるときに、男性の背中や肩を叩いたりしていませんか?
年々、20代の男性から「身体を触られた」という逆セクハラ被害の相談が増加しているそうです。
「男のくせに、ちょっと軽く肩を叩いただけで……」と思うかもしれませんが、本人が不快だと思えば、それも立派なセクハラとして訴えられてしまうのです。
女性がされて嫌なことを、男性も嫌だと思うケースがあっても、不思議ではありませんよ。
逆セクハラ行動 その3:交際相手がいないことをからかう
よかれと思って「彼女いないんだったら、合コンセッティングしてあげようか?」と言うのも黄色信号なのだとか。
ましてや「いつから彼女いないの? そうとうたまってるんじゃない?」などとからかおうものなら、即赤信号です。
逆セクハラ行動 その4:谷間とミニスカート
会話以前に、服装がすでにセクハラの対象になってしまっている女性も数多くいるのだそうです。
たとえば、胸元が大きく開いた服を着て谷間が丸見えになっていたり、年がいもなくミニスカートで足を組んだりするのは、それだけで逆セクハラと認定されてしまうようです。
TPOをわきまえたファッションを!
逆セクハラ行動 その5:SNSのやり取りを要求
Facebookの友達申請を迷惑がっている人は、かなり多いそうです。とくに上司と部下の関係などでは、断るに断れず気が重いだけのようです。
それなのに「ねえ、ちゃんと『イイね!』してよ」や「コメント書き込んだの、見た?」などと、やり取りを要求されては苦痛以外のなにものでもないようです。
これは、セクハラとパワハラの両方に引っかかる危険があります。
その行動がセクハラととらえられているかも!
女性からボディタッチをされたり、胸の谷間が見えたりすると「男はみんなうれしいものなんじゃないの?」と思っている女性もいると思いますが、それは大いなる勘違い。
「ちょっとサービス!」などと思って、不特定多数の男性に胸の谷間を強調し過ぎて逆セクハラで訴えられないよう、くれぐれも注意しましょう。
(yummy!編集部)
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公開日:2016年8月26日
更新日:2019年11月1日