先日、71歳の男性がNHKに対して「外来語(カタカナ語)の乱用で内容を理解できず、精神的苦痛を受けた」として、141万円の慰謝料を求めて提訴しました。
この訴えに対する世間の声はさまざまだったようですが、たしかに最近は、いろいろな場面でカタカナ語に触れる機会が増えており、また理解できない言葉も結構ありますよね。
そのうえ、多くの人が意味を間違って解釈しているケースも少なくありません。
ふだん、あなたが無意識に使っているカタカナ語も、じつは正しい意味とは違うものかもしれませんよ。

 

間違った意味で使われやすいカタカナ語5選

 

●その1:セレブ
正=有名人、名士
誤=金持ち

最近はセレブ妻、セレブ邸など、金持ちで裕福な暮らしをしている人とその暮らしぶりを総じて「セレブ」と表現することが増えているようですが、正確な意味としては間違い。
本来は、「有名人」や「名士」を意味する「セレブリティ」の略で、日本ではあの叶姉妹の登場をキッカケに、「セレブ=金持ち」という間違った意味で捉えられていったようです。

●その2:ユニーク
正=独特であること
誤=面白いこと

「ユニークな人」といわれると「面白い人」と勘違いする人は多いと思います。
でも、正しくは「独特」や「ほかに類をみない」という意味です。
もともとは、数字の“1”を意味するラテン語「unus(ウーヌス)」が語源といわれています。
ですから、本来は「唯一の」という意味で使われている言葉です。

●その3:リーズナブル
正=合理的であること
誤=手頃な値段、お得

最近では「価格が手頃」という意味でよく使われる「リーズナブル」という言葉。
一見「安い」というイメージに取られがちですが、本来は、「納得できる」「理にかなっている」という意味です。
つまり、値段を表す意味だけで使われる言葉ではありません。

●その4:ブービー
正=最下位
誤=最下位から2番目

日本ではゴルフやボウリングなどで最下位から2番目のことを「ブービー賞」と言いますが、本来は「最下位」という意味。
日本では弱者にもチャンスを与えようという傾向から、最下位とともに、逆に狙いにくい最下位から2番目にも賞を与える流儀が定着したことから、ブービー賞が生まれたといわれています。
ちなみに、「バカ」を意味するスペイン語の「bobo(ボボ)」が由来とされています。

●その5:デッドヒート
正=競り合いの結果を指す言葉
誤=激しい接戦の様子

「デッドヒート」と聞くと、激しい接戦が繰り広げられている様子をイメージする人が多いと思います。
間違いではありませんが、本来は「同着」や「無意味な争い」を意味する「Dead Heat」が語源で、“heat(ヒート)”は「競技」という意味。直訳すると「死んだ競技」ということです。
競馬でももともとは「同着」を意味する言葉として使われていましたが、いつの間にか「熱戦の様」を表す言葉として使われるようになりました。

 

本来の意味を知った上でカタカナ語を使おう!

 

言葉は時代や文化に合わせて刻々と変化していくもの。
間違いだからと、ただ否定するだけでは何も生まれません。
でも、その言葉が持つ本来の意味を知ることは大切なことです。

ふだん、あなたがなにげなく使っているカタカナ語について調べてみてください。
意外な発見があるかもしれませんよ。

 

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Written by カタタク
Photo by Arvind Balaraman

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