「いつやるか? 今でしょ!」の名フレーズで大流行中の東進ハイスクールの名物講師、林修先生。
彼をテレビで見かけない日はないと言っても過言ではありませんよね。
紆余曲折を経て名物講師にのし上がった、林先生の仕事に役立つ名言をご紹介いたします。
「今でしょ!」だけじゃない!林先生の名言
実は林先生、学生時代は体重100kgを越える超巨漢。
東大生の頃、コンパで女性から「あんなデブとは付き合いたくない」と陰口を言われたことをきっかけにダイエットをして、70kgまで体重を落としたのだそう。
東大卒業後は一流企業に就職するもすぐに退職、会社を起業して失敗、株や競馬に手を出して1000万円を越える借金を作ってしまいます。
借金返済のために塾講師を掛け持ちし、実力派の人気講師にのし上がったという、林先生の仕事に役立つ名言をご紹介いたします。
● その1:勝てる場所で誰よりも努力すること
6月10日に放送された「SMAP×SMAP」(フジテレビ)に出演した際、林先生は「僕がジャニーズに入ろうと思って、いくら歌やダンスの練習をしたってムダでしょ? ならば自分が勝てる場所で努力しなきゃ」と発言していました。
林先生は当初、自分の大好きな教科である数学を担当していましたが、周りを見渡したところ、自分が勝てるのは現代文だと考え、現代文講師へと転向しています。
仕事も同様に、誰にだって得意不得意があります。
不得意部分を伸ばそうと努力し、時間と気力をムダにするのではなく、得意分野に最大限の努力を注ぎ込み、伸ばすことで林先生のように評価されるのです。
● その2:予備校講師は自転車で言うと補助輪
林先生には「予備校講師は自転車で言うと補助輪であり、自転車を漕ぐのは生徒本人。予備校という恵まれた場で学ばせてくれている両親や家族に感謝すべきであり、講師への感謝は不要」という持論があります。
仕事でも、上司に指導してもらったから大丈夫、研修を受けたから理解していると思い込まず、必死で自ら学んで努力すべき!
林先生自身も、生徒に分かりやすく講義できるよう、落語を聞きに行く、バラエティ番組に出演する際は喋りのプロである芸人やタレントを見習う等、話術の勉強をしているのだとか。
● その3:授業後に質問が出ない授業が正しい授業
林先生にとって、「授業後に質問が来る授業は、自分の説明不足が招いた失敗の講義」という認識なのだそう。
生徒から質問が来た際は自分の講義を反省し、丁寧に質問に答えると言います。
仕事に対して低姿勢を崩さず、かと言って弱気になるわけではなく、自分の仕事っぷりに冷静な判断を下す林先生。
取引先との商談や打ち合わせでも、質問が出ないくらい事細かにアピールすると熱心さが伝わるのではないでしょうか。
● その4:予備校の生徒達は、努力を努力と思わないほどに、努力をすることが当たり前となっている
林先生が東進ハイスクールの生徒を好きな理由は「努力を努力と思わないほどに、努力をすることが当たり前になっているから」だそうです。
周囲が自分以上に努力をしていると、自分の努力が努力のうちに入らないと思え、ますます努力します。
結果、努力を努力と思わないことにより力が伸びるのです。
仕事ではやる気のない人と愚痴りながら一緒に飲むより、やる気に満ちあふれて目標を持っている人と触れ合う方が良い刺激となって、努力以上の努力をできるでしょう。
仕事頑張ってる? 努力するのは「今でしょ!」
メディア露出の多い林先生ですが、東進ハイスクールの宣伝のためだけではなく、努力することの大切さを伝えたい、受験生を応援したいという思いがひしひしと伝わってきますね。
受験勉強と仕事は似ています。出世したい、デキる女になりたい。
そう思っているあなた。いつ努力するの!? 今でしょ!
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Written by 姫野ケイ
Photo by pakutaso