6月に突入してから、もう10日が過ぎました。

4月には「フレッシュな気持ちで頑張ろう!」と意気込んでいたのに、あの決意はどこへやら……。梅雨の湿気と暑さでダラけてしまっていませんか?

そんな女子のために、身も心も引き締まる、怖〜い「しもと祭」をご紹介しましょう。

 

日本五大奇祭の1つ!恥ずかしすぎる「しもと祭り」

 

富山県婦負郡にある鵜坂神社の神事で、平安時代から江戸時代まで、水無月(6月)の16日に行なわれていたお祭りが「しもと祭」、別名、尻打祭です。

これは女性の貞操を戒め、安産や縁結びを願う神事で、神主は祝詞を唱えながら女性の尻をまくり、榊のしもと(木でできたむち)で打ち据えます。

むちでお尻を打ち付ける回数は、なんとその年に女性が会話や食事などを共にし、交流した男性の数。

お尻を打たれる女性が、神主に事前に交流した男性の数を申告しなければなりませんでした。

当時の人々は信仰心も厚く、神様の前で嘘はつけません。しかし、1年に男性と交流した回数なんて数えていませんから、痛くて恥ずかしい目に遭うと知りながらも、「神の前で少ない回数を申告してはいけない」と回数を多めに告白する女性も多かったのだそう。

 

起源は平安時代の風習!しもと祭の歴史

 

しもと祭について詠った俳句や和歌も数多く残されています。

「油断して 行くな鵜坂の 尻打祭」(松尾芭蕉)

「いかにせん 鵜坂の森に身はすとも 君が笞(しもと)の数ならぬ身を」(源俊頼)

日本五大奇祭の1つにも数えられるしもと祭りは、行われていた当時から全国的に有名なお祭りで、数々の俳諧師や歌人がその様子を歌にして詠みました。

このしもと祭り、平安時代に安産祈願のために女性の尻を叩く風習が元となり始まったとされていますが、鎌倉初期にはすでに懲罰的な意味を含んだお祭りになっていたそう。

その証拠に、鎌倉時代に順徳天皇が記した『八雲御抄』の中にしもと祭についての記述があり、「神主が女の尻を榊棒で叩くのは妊娠祈願のためではなく、女と交わった(交流したの意)男の数だけ叩いて女の淫楽を懲らしめるため」と記述されています。

弘化4年(1847年)の禄亭川柳の「列女百人一首」を見てみると、ここにもしもと祭に関する記述を発見。

どうやら、幕末の頃にはしもと祭が一般大衆向けの祭りとなっていたことが伺えます。

村人達が尻を打たれる女性を見て笑うというのは、かなり悪趣味な祭りだと思われるかもしれませんが、むちで打たれることによって穢れが払われることを喜んでいたのかもしれませんね。

 

お尻を叩かれれば名誉!神様に選ばれた女となる

 

お尻を露出させられて叩かれるだけ……。
女性にとっては辱めを受けるだけの祭りと思うかもしれませんが、神事で選ばれるということは、神様に選ばれることであり、それは一種の巫女のような存在。当時の女性たちにとっては、名誉なことでした。

大衆の面前で叩かれることで、身分の高い男性から求婚されるなど、玉の輿に乗れるチャンスでもあり、痛くて恥ずかしい目に遭うだけの価値があったのですね。

幸いなことに、現在ではしもと祭は行われていませんが、もしも今行われていたら、あなたは何回お尻を叩かれることになるのでしょうか……?

現在でも縁結びや安産のご利益があるパワースポットとして、人気を集めている鵜坂神社。
しもと祭に連れていかれる女性を偲び、鵜坂神社へ参拝に訪れてみるのも良いかもしれませんよ。

 

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Written by Wicca
Photo by *christopher*

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