先日、女子会をしていたときのこと。
女子たちから「アラサーになってから、男性からかけられる言葉にやたらと傷つくことが増えた」との声が多く挙がりました。
よくよく聞いてみると、そのほぼすべてが「男性から年齢に関して厳しい言葉を言われた経験がある」というものでした。
なかには、セクハラまがいの一言も……
女性の心をぐさりと刺し、打ち砕く「年齢に関するワード」の数々……あなたも心当たりがありますか?
そんな男性陣は無視! ……するためにも、実際に女性が言われた年齢に関する厳しいひとことをご紹介して、昇華したいと思います。
アラサー女子を傷つけるひとこと その1:「クリスマスケーキ過ぎてるじゃん」
「クリスマスケーキってなに?」と思ったのは筆者だけではないはず。
かつては女性の結婚する平均年齢が20代前半だったため、24、25日(クリスマス)を過ぎたら売れなくなるクリスマスケーキに例えて、こう表現するのだそう。
発言者の男性はきっとバブルが終わったことにも、自分が歳をとっていることにも気づいていない、現代版浦島太郎なのかもしれません。
アラサー女子を傷つけるひとこと その2:「そろそろ羊水腐ってるんじゃない?」
かつて倖田來未さんが発言して活動自粛をしたことがニュースになった羊水問題。
冗談のつもりで言ったのかもしれませんが、冗談にしてもナンセンス過ぎます!
そんな冗談が言いたいのなら、一度自分で子どもを産んでからにしていただきたい。
そして羊水は「腐る」ものではありません!
アラサー女子を傷つけるひとこと その3:「いつまで腰かけでいるつもり?」
結婚するまでのつなぎの仕事として就職して、3年ほどで辞められてしまうと会社側は採用にかかる経費を回収できない、として女性の採用がひかえられた時期もありました。
いまや腰かけなんて死語じゃないの? と思っていたら、現実はそうでもないようです。
誇りをもって仕事に取り組んでいるアラサー女子のやる気を、確実に削ぐことができるキラーワードですね。
アラサー女子を傷つけるひとことその4:「30歳までに結婚できない女は、一生できないね」
中学や高校の頃に流行った「卒業するまでに彼氏ができないとシーラカンスになる」「30歳まで童貞を守ると妖精になれる」といったものと同じレベルの発言です。
つまり、まだ精神年齢も頭の中も中学生・高校生レベル、ということですね。
あなたの幸せはあなたが決める
年齢はひとつの物差し。
どんなに強気なふりをしても、やはり指摘されると周囲との違いが気になってしまいますよね。
でも待ってください。本当にあなたにとって「結婚すること=幸せ」「若いこと=幸せ」でしょうか?
もちろん、既婚の人の幸せは、独身の人がもっていないものでしょう。
あふれんばかりの若さも、永遠ではないから輝いて見えるのかもしれません。
だからといって、無責任な他人の言う「幸せ」に振り回されなくてもいいのではないかと思うのです。
発言も、いいオトコ、ダメオトコを見分けるひとつの物差し。
こんな発言をする男は切り捨てて、次に行きましょう!
(yummy!編集部)
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公開日:2013年5月17日
更新日:2019年10月31日