「女の子向け高収入情報!」などと書いてある求人広告。
「体験入店1万円」「簡単に稼げる」など、楽をしてもうけられそうな誘い文句が踊っています。
 
出会い系のサクラか、ホステス? それならやってみてもいいかも、なんて考えたことはありませんか?
 
筆者もそんな風に考えました。そして、よしておけばいいものの、実際に応募してみたのです。
 
その結果……ものすごく後悔しております。
という訳で今回は、そのときの体験談を語りたいと思います。
 

うまい話には裏がある ティッシュ広告に注意

 
OLの薄給だけでは心もとないこの不況時代。
駅前でなにげなく受け取ったティッシュの求人広告を見て、「ちょっとバイト感覚でやってみようかな」と思ったことのある方もいるでしょう。
 
実際、昼間の仕事と水商売をかけもちしている女性は数多くいます。
ですが、初心者が水商売の世界に足を踏み入れるきっかけとして、ティッシュの求人広告を利用するのはオススメできません。
 
「ティッシュを配っている人は普通の人だったし、広告もちゃんとしたデザインだから大丈夫でしょう?」
なんて理屈はまったく通じません。
 
大金が明示されていると、つい欲に目がくらんでしまいます。
しかし、甘い話には必ず裏があるものなのです。

「フロアレディ募集!」の正体は?

 
ティッシュ広告の高い時給に誘惑された筆者。
同じように金欠に苦しむ友人とともに「フロアレディ募集!」と書いてあった広告に応募し、面接を受けに行きました。
 
待ち合わせ場所は、応募したお店ではなく、最寄り駅近くの喫茶店。
店の従業員だという男性は、笑顔のさわやかな好青年。
あいさつもしっかりしているし、ちゃんとしたお店なのだろうと、つい信用してしまいました。
 
面接では「彼氏にする70%までのことをすればいい」というあいまいな説明。
すっかりキャバクラだと思っている私たちは、体験入店を了解しました。
 
人の顔が見えるかどうかの薄暗い店内には、簡単な間仕切りで仕切られているだけの個室が並び、センスの悪いダンスミュージックが大音量で流れています。
 
華やかなお店を想像していただけに意外でしたが、駅前キャバクラなんてこんなものなのだろうかと、気にも止めませんでした。
そして筆者と友人は研修のため、別々の個室に案内されたのです。
 

突然ズボンを脱ぐ男性

 
先ほどとは違う、中年の男性スタッフと二人きりの個室。
要は、この男性を客に見立てて、会話をすればいいのだな、と思いました。
 
しかし、ふとその男性を見ると、なんとズボンを脱いでいるではないですか!
目の前に突きつけられる中年の男性器。嫌だ、キモい!
 
「とりあえずフェラチオして、出したら体験入店終了。これで1万5千円ももらえるんだから、楽な仕事でしょ?」
 
男が微笑むと、乱杭歯がブラックライトで不気味に光りました。
 
おぞましさに吐き気をもよおしましたが、すでに体験入店は了承済み。
ああ、今ごろ友人はどうしているだろう?
薄い仕切りの向こうからは、音楽に邪魔をされて、なんの会話も聞こえてはきません。
 
まさか、“ピンサロ”だったなんて……
逃げ帰るように店を出て、しばらく私も友人も、脚のふるえが止まりませんでした。
後悔先に立たずとは、まさにこのこと。ただただ、自分のうかつさを呪うばかり。
 
体験入店の報酬は初回出勤日に支給すると言われていましたが、私と友人はもちろん“くわえる”こともしませんでしたし、もちろん、その後一度も店には行っておりません。
 

ティッシュ広告にだまされないために

 
街頭で公に「フロアレディ募集!」と、さわやかに宣伝していたからといって、まともなお店とはかぎりません。
筆者のように、おそろしい目にあうこともあるのです。
 
ただ、今回経験したものはかなり悪質な例で、風俗店の体験入店がどこでも同じような形をとっているわけではないのだそう。
 
「お手柔らか」な体験入店を用意しているところもあるんだとか……とはいえ、思いがけず風俗業界に足を踏み入れることは避けるべき。
 
しかし、それでもなお、ティッシュ広告の求人が気になってしょうがないという方もいるでしょう。
そんな方のために、筆者の体験から学んだキャバクラと風俗店の見分け方をお教えしましょう。
 
●1.ネットでお店を検索してみる
 
お店の雰囲気や、お客さん側から見た料金システムなどを確認しましょう。
インターネット社会の現代ではHPを出さないお店はないので、事前に確認することができます。
 
●2.時給5,000円以上はありえない
 
水商売の時給相場を把握しましょう。
銀座ホステスですら時給3,000円スタートが多いなか、時給6,000円やら7,000円などの話はありえません。
 
●3.話が苦手でも大丈夫! は要注意
 
キャバクラの場合、お客さんは高いお金を払ってお酒を飲みに来ます。
経験者として断言しますが、ホステスは会話ができなければ、つとまりません。
会話をしないということは、すなわち性欲の解消をさせられるということ。
 
●4.体験入店だけでもOKは信じない
 
体験入店の当日に、広告に載っていた報酬はもらえないと肝に銘じましょう。
次に出勤したときに渡すことがほとんどらしいので、必然的に「体験入店だけ」ではなく「2回目の出勤」が待っています。
 
●5.広告求人の面接はひとりでいかない
 
広告で明るく宣伝している表向きの情報と、実際の事情が違うお店も存在します。
面接を決意したのなら、いざというときのために頼れる付き添いを連れて行きましょう。
 
風俗嬢を悪く言うつもりはありません。立派な職業です。
 
しかし、意図せずしてエロ系の仕事に就いてしまうのは、女子として避けたいところ。
いきなり面接に行くことはせず、仕事の内容を事前に調べるようにしましょう。

そもそも広告は、うまい話で釣るもの

 
さて、筆者の赤裸々体験をカミングアウトした訳ですが、街頭ティッシュのおそろしさは伝わったでしょうか?
 
そもそも、普通の店頭に並んでいる商品でも、「店長オススメ!」というようなキャッチコピーがつけられている商品は、在庫がありあまっている売れ残りだったりするものです。
 
広告はまず、疑ってかかることも必要です。
100%うのみにして、痛い目にあってからでは遅いのですから。
 
(yummy!編集部)
 

公開日:2011年10月2日
更新日:2019年12月2日


 
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