写真やプリクラなどを撮るときについやってしまう“ピースサイン”。
これって実は、日本人しかやらない行為って知っていましたか?
発祥は1970年代のカメラのCMで、井上順さんがアドリブでピースサインをしたことから流行したといわれていますが、その起源は定かではありません。
実は、普段あなたがやっているピースサインに、世代の特徴が表われていると睨んだ筆者。
独断で各ピースサインと年代の関係を検証してみました。
あなたが普段やっているピースサインはどれ?
30年以上、撮影時のスタンダードな表現方法として君臨するピースサイン。
女性の間では、そのやり方が時代とともに変化してきました。
今回は、このピースサインと、年代の特徴の関連を検証してみました!
●その1:正面に突き出すように両手でピースサイン
1980年代のマルハチ布団のCMで、「2倍2倍」と両手を突き出す元関脇の高見山を彷彿とさせるピースサインをやっちゃう女性は、ほぼアラフォー世代。
正面に突き出した両手のピースサインを前後に揺らしながら「イエーイ」と言い始めたら、年齢がもっと上の可能性大です。
もしくは、大阪のおばちゃんの血が流れていると考えられます。
●その2:片手で控えめなピースサイン
1980年代に、小学生の子どもたちを中心に流行ったピースサイン。
写真を撮る際、当時の親たちはピースサインをする子どもに対し、「そのピースは何なの!? 止めなさい!」と、叱ることもしばしば。
当時の子ども世代に当たるのが、今の30代女性たち。
『ピースサインは子どもがやるもの』という意識が少なからずあるため、ピースサインをやらないか、やったとしても控えめにする傾向が高く、遠慮がちに片手でピースサインをする女性は30代と見てイイでしょう。
●その3:顎のあたりでピースサイン
ピースサインと顔との距離に年齢は比例します。
顔の位置からピースサインが離れれば離れるほど、年齢が高くなる傾向は否めません。
最近の若い女性たちの間では、顔とピースサインはセットのようです。
顎のラインにピースサインを重ねることで小顔効果も見込めます。
しかし、どうやらこれをやって許されるのは20代後半までで、30歳を超えると自分の“わざとらしさ感”に自制心が生まれるようです。
●その4:裏ピースサイン
社会の経験がまだまだ浅い20代前半女性に多くみられる“裏ピースサイン”。
手の甲を正面に向けてやるピースサインのことです。
海外でこれをやったら、国によっては挑発行為として現地の人に発狂されることは間違いありません。
そんなことはおかまいなしの、世間知らずで恐れ知らずの、ゆとり世代女性に多い傾向です。
●番外編:薬指も一緒に立てちゃう“3本指のピースサイン”
平和の象徴であるハトの足の形をイメージした、3本指のピースサインがあるのをご存じですか?
このピースサインをする女性は、世代を問わず、平和(ピース)という概念に強いこだわりを持つ女性か、もしくは独自のスタイルを貫く女性、それか、中指を立てると反射的に薬指も立ってしまう手先が不器用な女性といえそうです。
ここがヘンだよ!日本人のピースサイン
カメラを向けられると、反射的にピースサインをしてしまうという人も多いのでは?
でもこれ、外国人から見ると「なんでみんな同じ仕草なの?」「なんでVサインがピース(平和)なの?」と不思議な行為に映るようです。
その起源も、意味もあいまいなピースサインが日本にここまで根付いたことは本当に不思議ですね。
そんなことを意識しながら、カメラの前で自分なりのピースサインを探してみては?
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(yummy!編集部)
公開日:2013年3月15日
更新日:2019年6月28日