あなたの夢は何ですか? と聞かれたら、どのように答えますか?
「アラサーにもなって夢も何もないのが普通でしょう」なんて、思っていませんか。
いえいえ、アラサーでも決して遅くはありません。
大人だからこそできる、夢の叶え方をご紹介します。
夢を叶えたアラサー女性に学ぶ!
リツエさん(現在 38 歳)は、地元の女子大を卒業するとき、本が好きなので本を作る仕事につきたいと考えました。
そこで出版社や編集者を回りましたが相手にされず、それなら本を印刷する会社に勤めようと考え印刷会社に就職しました。
しかしその会社には製本部門はなく、しかもリツエさんの配属は包装紙や紙袋を作る営業部だったそうです。
彼女の思惑とはまったく違った世界でのお仕事に最初は戸惑いましたが、いざ営業の仕事をしてみると、なかなか楽しくて一生懸命頑張っていました。
●夢に近づく方法その 1:社内で異動
やがてリツエさんは、広報物を扱っている広報部の仕事に興味を持ち始めます。
そこで、広報部の先輩に「私、広報部の仕事がしたいんです!」とアピールすると、「実は私もうすぐ退職するから空席が出来るわよ」と声がかかったそう。
これは絶好の機会と彼女は広報部の部長に、ぜひ広報誌を作りたいと申し出たのです。
その熱意がかなって、リツエさんは晴れて広報部へ異動になりました。
【ポイント】
社内に情報網を張り、人間関係をよくしておくことで思わぬ情報が紛れ込む。
情報をキャッチしたらあとは行動あるのみ。
この方法は自分のカンでチャンスを掴むだけで、こつこつ勉強したりお金をかけたりすることもなく実現できる。
●夢に近づく方法その 2:雑誌を作る会社に転職
晴れて広報部に異動したリツエさんは、希望していた広報誌を作る仕事で取材の方法、記事の書き方、紙面の作り方などを学びます。
仕事はとても楽しかったのですが、気がつくと 33 歳になっていました。
このままここで広報誌を作るのか、本を作る夢を叶えるのか、 転職を考えるには年齢的にもうギリギリと考え、求人を眺めながら悩む毎日が続いていました。
そこへある雑誌のプランニング会社の求人が目に。
ダメモトで履歴書を提出すると、これまでの経験が買われ、転職に成功!
【ポイント】
転職は男性でも 35 歳までといわれていますが、それなりの経験を積んでいてやる気と熱 意があれば、30 代女性でも即戦力と判定され転職は可能です。
最初から無理だと諦めずに やってみること。
失うものは何もないのですから。
●さらなる夢へ向かって…
リツエさんは現在、雑誌を企画・編集・執筆する仕事に就き、仕事が楽しくて仕方ないといいます。
36 歳で結婚し、37 歳で出産したあとも仕事に復帰し働き続けています。
彼女 の目下の夢は、自分で小説を執筆し本を出版すること!
時々書いた原稿を出版社に送ったりしているそうです。
人生の成功を掴むのは行動力
まったく関係のない印刷の営業から、一歩一歩自分で夢に近づけていったリツエさんには、決して特殊な才能や能力があったわけではありません。
一つ一つの仕事を一生懸命こなし、情報と人脈を駆使して、常に前向きにとにかく「やってみる」。
これが成功への道なのです。
一生続けたいと思える仕事に就くことは、一生一緒に生きて生きたいと思える男性と出会うことと同じくらい素晴らしいこと!
諦めず、夢を追いかけてみませんか?
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Written by 杉本レン
Photo by PHOMONA