F1ドライバーの小林可夢偉が、活動資金を集めるために立ち上げた募金サイトが話題となっているのを知っていますか?
なぜ急にF1ドライバーである彼が募金サイトを立ち上げたのか?
そして、1週間で募金額1億円にまで上ったその理由とは?
F1レーサー小林可夢偉がスゴい!
小林可夢偉は、1986年兵庫県生まれの26歳。
F1デビューは2009年。今年の10月に鈴鹿サーキットで行われた日本GPでは、自身初となる表彰台に上がるほどの実力の持ち主。
しかし、今シーズン限りで3年間所属していたチーム、ザウバーからの放出が発表され、今シーズンの最終戦を終えた現在でも来期の所属チームが決まっていない状態なのです。
他のチームへ移籍し、来期のシートを獲得するには活動資金が必要となるため、22日に自身の活動資金を募る募金サイトを開設。
一口10000円からと高額にも関わらず、わずか1週間で募金額は1億円を突破。
12月4日現在では1億5千万円を超え、今週中には2億円を突破するだろうといわれています。
今回の募金にまつわるエピソードをご紹介したいと思います。
●Twitterでファンたちが“あの社長”にお願い
可夢偉選手が資金不足によりスポンサーを探していることが話題になると、多くのファンから、「やりましょう」のつぶやきでおなじみ、ソフトバンクの孫正義社長(@masason)に対して、「小林可夢偉のスポンサーになって欲しい」というつぶやきが多数みられました。
孫社長からはこの件に対しての返信はないようですが、東日本大震災では100億円もの寄付を個人資産から行った孫社長。
個人の資産が72億ドルともいわれているだけに、夢に向かっている可夢偉選手への支援の可能性は否定できないかもしれません。
はたして、孫社長の「やりましょう」を聞くことはできるのでしょうか?
●子どもも応援! 貯金箱の中身を募金
今年の日本GPを家族で観戦した3歳と5歳の兄弟が、おもちゃを買うために貯金箱に貯めていた10731円。
しかし、「小林可夢偉が資金不足で困っている」と聞くと躊躇いなく「可夢偉が困っているから、僕たちのお金を全部あげる!」と全額募金した動画がyoutube にアップロードされています。
たった9秒の短い動画ですが、現在49,484回以上も再生されているこの幼い兄弟の動画。
「子ども達の声援に後押しされて募金した」といったコメントもあったほどです。
自分たちの大切なお金を困っているひとに惜しげもなく捧げるという子ども達。
大人になると、“お金を出してやった”という気持ちになってしまいがちですが、子ども達のように純粋に応援する気持ちを忘れないでいたいと思わされますね。
日本人F1レーサーは小林可夢偉のみという現状ですが、海外での評価も高く、日本人初の優勝も期待される選手だけに、来期もF1で走ることができるよう応援したいものですね。
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Written by 楓
Photo by EmilGH