2012年度の「理想の上司ランキング」(学校法人産業能率大学調べ)は、男性第1位に「橋下徹」、女性第1位に「天海祐希」という結果に。両者ともリーダーシップがありそうという理由でした。
職場の居心地は、上司の人間性で良くも悪くもなるものです。しかし、どんな上司の下につくかは運まかせ。やっかいなのが、決して悪気はないものの、余計なお世話だよと言いたくなる「おせっかい上司」ではないでしょうか。
そこで、働くOLさんに「おせっかい上司」のエピソードを聞いてみました。
妙に絡んでくる「おせっかい上司」の特徴
上司からの厚意はないがしろにできないもの。それが、“余計なお世話”だとしても……。OLのみなさんは、こんな「おせっかい上司」にイライラしているようです。
●その1:恋愛アドバイザー化する
「ある日、上司から『メシがてら飲みに行くか?』と誘われました。お腹空いてるからいいかと思い付き合うことに。
お酒が進むにつれ、話は恋愛方向へ。彼氏の有無を聞かれて、2年ほどいないと答えると、『オマエは真面目すぎる。それが男からすると隙がなく思えるんじゃないか? もっとゆるやかな考えを持った方がいい』と求めていないアドバイスをえんえん言われ続けました。会社でしか会っていないアンタに何が分かるっていうのよ!」(27歳/商社)
●その2:勘違いで彼氏化する
「上司は私より2歳年上の独身男性。彼のもとに配属されてから、やたら気に入られているみたいでランチや個人的な飲みにもよく誘われます。でも私はあまり彼に興味がなくて、たまにメッシー君として使うだけ。
ある日気分が悪くて早退したら『大丈夫か? 無理すんなよ。帰りに何か買って家に行こうか?』とメールが。数回ごはんに行ったからといって、勘違いしないでほしい。その彼氏気取りっぷりが気持ち悪いんですけど」(28歳/IT)
●その3:お見合いおばさん化する
「うちの部署で結婚していない30代女子は私だけ。それを憂いた上司が『君もそろそろ落ち着いた方がいい。君は真面目でいいコなんだから、オレが最高の男を紹介してやるよ』と、毎週のように新たな男性を紹介してきます。やさしい上司だから、無下に断るのも悪いし……。この感覚、お見合い写真を持ってくる親戚のおばさんに感じたことある(笑)」(32歳/メーカー)
●その4:近所のおばさん化する
「仕事の後、気になる男性とデートだったので、普段は履かないひらひらスカートを履いて出勤。すると上司が近寄ってきて『今日なんか雰囲気違うねぇ。もしかして、デートでもあるの?』とニンマリ。その詮索するような視線は、まさにご近所の噂好きなおばさんそのもの! 上司の鋭い観察眼が怖かったです」(29歳/印刷)
●その5:ファッション評論家化する
「私の職場は自由な服装でOK。その日は新しく買った秋物の赤いニットと黒いパンツをあわせてました。赤と黒って目立つんですよね。そのせいか、上司がめずらしくファッションに口出ししてきたんですよ。『その赤はもっと薄い方がいいんじゃない? 君は顔立ちが派手なんだから、濃い色は控えめにした方がいいと思うんだけど』って。ピーコですか?」(30歳/映像制作)
上司のウザい言動に悪気はない
このような「おせっかい上司」たちには、「おせっかいをしている」などという意識は微塵もありません。純粋な厚意ゆえの言動なのが罪なところ……。相手がへこまない程度に軽くあしらってあげてほしいものです。
しかし、あまりにも調子に乗っているようであれば、はっきりと「あんたはおせっかいオバさんか!」と言ってやりましょう。
◆母親の攻撃はかわし辛い…
実家の母親からの「結婚はまだなの?」攻撃を上手にかわす言葉
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Written by 池田園子
Photo by Robby Mueller