iTuneで好きな音楽をダウンロードし、iPhoneで通勤中に聞く。

ビジネスシーンではMacBookを駆使し、合コンではiPadが大活躍。

今やアップル製品は私たちの生活にすっかり溶け込んでいます。

8月24日、そのアップル社のCEO(最高経営責任者)であるスティーブ・ジョブズ氏が、病気療養のため辞任を発表しました。

ジョブズ氏といえば、波乱万丈な人生や数々の名言でも話題のカリスマ経営者。
その功績はあまりにも大きく、世界中の人々に称えられています。

その名物経営者が引退というニュースに、世間は動揺を隠せません。

アップルファンの反応や、アナリストの意見を元に、今後のアップル社を予想してみました。

 

多くの人々に影響を与えたジョブズの功績

 

これまでジョブズ氏が生み出してきた、代表的なアップル製品を振り返ってみましょう。

●1984年:Macintosh
ディスプレイ画面上の絵をクリックしてコンピューターを操作する、という現在の操作方法はこのMacintoshがはじまり。
当時のコンピューター業界に革命を起こしました。

●1998年:iMac
ポップな色使いや形状で、アップルのブランド力を飛躍的に高める。
経営者争いに敗れ、一度アップルを離れていたジョブズ氏が、復帰後に発表した起死回生の製品。

●1999年:Power Mac G4
スーパーコンピューターとして扱われたハイスペックマシン。
これで画像やビデオ編集の仕事が手軽にできるようになり、CG業界や映像業界からの注目を集めます。

●2001年:Mac OS X
ジョブズがアップルから離れていたときに設立した新会社NeXTが作った「NextSTEP」を基盤にしたOS。
直感的に操作ができ、なおかつ見た目も優れたこのOSは、先進的ユーザーやクリエイティブな業界に広く浸透。

●2001年:iPod
音楽を聴くスタイルを大きく変えたiPod。
楽曲入手・管理方法を一変させたiTunesとともに、音楽産業全体に新しいビジネスモデルを構築しました。

●2007年:iPhone
史上最高のプロダクトデザインとも評されるiPhone。
初めて使う人でも操作が可能な直感的なインターフェイスは、後に続くほかのスマートフォンの基準にもなりました。

●2010年:iPad
iPhoneから派生し、電子書籍やインターネットなどのブラウジングを軸に考えられた、新たなデバイス。
このiPadのおかげでタブレット市場が創造されました。

ジョブズ氏は一度アップル社を解雇されてしまいますが、その後、経営難に陥っていた同社に戻ってきたとき、次のように言いました。

「アップル社再建の妙薬は、費用を削減することではない。
現在の苦境から抜け出す斬新な方法を編み出すことだ」

現在、私たちの身の回りにあるアップル製品を見れば、その言葉が現実となっていることがわかるでしょう。

 

ジョブ引退に対する人々の反応は?

 

アップル社の偉業はジョブズ氏の存在なしには語れません。それゆえ、市場では今後のアップル社を不安視する声もあがっています。

辞任発表直後のアップル社の株価が7%も急落するなど、早くも影響が出ています。

当然ながら、後任のCEOにも注目が集まりました。

後継者のティモシー・D・クック氏は、ジョブズ氏が一時休養中だった頃、アップル社のCOO(最高執行責任者)を務めました。
ナイキの取締役も務める人物で、その経営手腕は一定の評価を得ています。

ですが、ジョブズ氏のようなイノベーションを起こし続ける能力を期待しているアップルファンからは、少々小粒の印象に映っているようです。

また、ジョブズ氏はアップル製品のチーフデザイナーとしての役割も担っていたため、ファンとしては今後のアップル製品への不安も大きいのではないでしょうか。

 

後任クック氏に期待する声も

 

しかし一方、アナリストたちの反応は世間よりも冷静で好意的です。

「ティム・クック氏を後任に指名した点は賢明、これを予想外と受け止める向きはいない」
「クック氏はしばらく前から、事実上のCEOを務めてきており、アップルは非常に成功している」
「Appleはたった1人の力で成り立っているわけではない。それがたとえスティーブ・ジョブズ氏だとしてもだ」
(出典:米アップルのジョブズCEOが辞任:識者はこうみる)

すでにクック氏が経営の舵を取り、ジョブズ氏が育てたデザインチームがここ最近のアップル製品で実力を表し始めています。

iOSなどのソフトウェアに関しても、ジョブズ氏の遺伝子を受け継いだスペシャリストたちが日夜開発を続けているのです。

そして、クック氏が新CEOに就任した後、全社員へ送ったメールがこちら。

「私はアップル特有の主義や価値感を大切にし讃えます。
それが我々のDNAだから。
私達は、顧客を喜ばせ、社員自らがプライドを持てる製品を作り続けます。
私はアップルを愛し、新しい役務を果たすことを楽しみにしています。」
(出展: "Apple is not going to change"から一部引用)

ジョブズ氏と同じようには行かなくても、同じようにアップルを愛している彼ならばよい結果をもたらすはずです。

アップル社のCEOという大任を終えたジョブズ氏。
今後はゆっくりと身体を休めて、余生を楽しんでほしいと思います。

 

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