亀梨和也(25)。KAT-TUNで2006年3月デビュー、即大ブレイク。

亀梨・赤西のツートップは、ドラマ「ごくせん」で火がつき、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いとはこのことか。

さらに亀梨は、山下智久とのユニット「修二と彰」でリリースした「青春アミーゴ」も大ヒット。ティーンから熟女まで虜にし、日本列島大騒ぎ。

――あれから幾星霜(いくせいそう)。

先日、「『妖怪人間ベム』実写ドラマ化、ベム役は亀梨和也」との記者会見が行われた。

はて、これはいかがなものか?

そもそもこの件に限らず、最近の亀梨くんはいかがなものか?

ここのところ目にあまる、亀梨くんの迷走っぷりをひとつずつ検証していきたいと思う。

 

モタモタしてたら人気急降下

 

今のアイドル、とくにジャニーズのグループは、ただかっこいいだけの「王子様」とは違う。「料理もプロ級」「司会業も難なくこなし」「かぶりものやコントだってOKですよ」だ。

そのため、それぞれがこぞってバラエティ冠番組を持つようになり、今もその流れは留まるところを知らない。

だが、KAT-TUNについては、パッと思い浮かぶ番組がない。2007年に唯一の冠番組『カートゥンKAT-TUN(日テレ)』を持ったが、ゴールデンに進出することなく終了。

その後「TBSゴールデンで冠番組復活!番組名は『KAT-TUNのスーパー占いショー』!」という芸能情報が錯綜するも、これがなんとガセネタ。なんだよ、スーパー占いショーって…逆に見てみたい。

また、無視できないのが「赤西仁脱退騒動」。
アメリカでソロ活動がどうのこうの、薬物疑惑がどうのこうの、ジャニーさんがけじめをどうのこうのと、熱烈ファン以外はこのグタグタの間にするりとKAT-TUNファンから足を洗っていったのだと思う。

そのうち嵐のブレイクや韓流の台頭が起こって、すっかり露出が減ってしまった。

少年から大人の男へ・光から影へ・軟から硬へ――そんな転身の中でフラッシュするギャップ萌えがジャニーズの真骨頂とするなら、KAT-TUNはそれに逆行していた。

「二流の実力しかないお騒がせグループ」という、なんともモタついてた印象で固まってしまったのだった。

 

亀梨ブランドももはや「低視聴率王子」

 

しかし、単体であればジャニーズのエリートであるはずの亀梨くんだが、なぜか主演ドラマの視聴率が振るわない。

『神の雫(日テレ)』で平均視聴率6.08%という低視聴率を記録して、日テレの火曜ドラマ枠を廃枠に。『ヤマトナデシコ七変化(TBS)』では、魔の5%台をたたき出す。

こういった流れは、各所で行われる「好きな男性ランキング」にも容赦なく反映されている。

たとえば、2010年に週刊文春が発表した「好きな男ランキング」では、30位までの中にジャニーズからは8人がランクインしていた。

が、KAT-TUNのメンバーは一人も入っていない。

KAT-TUN人気が衰え、こうなればかつての亀梨ブランドの実績でソロ活動に専念したい亀梨くんにとって「低視聴率王子」はかなりやっかいな看板。

このころからだろうか、彼の迷走にエンジンがかかってきたのは…。

 

誰得のジーンズと野球キャラ

 

ここ数年の亀梨くんの活躍で思い浮かぶのは、歌やドラマや映画でなく、まず『ベストジーニスト賞』。5年連続で選ばれ、木村拓哉・草なぎ剛に続いて殿堂入りを果たした。

だけど、「ジーンズが似合う人は?」との問いに、彼の名前を挙げる人がいっぱい! とは考えにくい。

デキレース感がいなめない勲章など、人気の起爆剤どころか、自爆を引き起こすリスクだってあったのに…。

また、現在の亀梨くんのイメージとして広く浸透しているのが、「野球」である。

プロ野球選手も太鼓判を押す、「芸能界ナンバー1」の実力と言われている。

野球…『ルーキーズ』はブレイクしたわけだし、ユニフォーム姿に胸キュンする女子もいるとは思う。

だが、『Real Face』や『青春アミーゴ』でクールに決めていたプラチナな彼が、ただの“草野球兄ちゃんキャラ”へと変移してしまった格落ち感。

親しみやすいのは決してマイナス要素ではないのだが、少なくとも彼に関してはなんだかありがたみがなくなり、輝きが損なわれてしまったイメージである。

そういった違いを本能で察知する女子たちの間で、人気が再燃する可能性は極めて低い。

まあそれでも、亀梨くんにとっての野球は人気取りの戦略などではなく、本当に大好きだからやっているに過ぎないのだと思う。

いろいろとつらいこともあるだろう彼に、それくらいの楽しみを謳歌させてあげてもよいかもね、とも考える次第である。

 

ドSなキャスティングが話題に

 

ジーンズもいまいち、野球もズレてる感―そんな彼が今つかんだ旗が、『妖怪人間ペム』だ。

『妖怪人間ベム』は、哀愁漂う無国籍な世界観において、人間になることを切望する3人の(3匹の?)「正義の妖怪」が活躍する物語。

たしかに、これまでにない新たなファン(ベロ役の鈴木福に釣られそうなママやお子様含む)ができるかもしれないし、原作アニメが好きなR35世代の注目を浴びる可能性も大。

…にしても、あんまりである。

ベムはスキンヘッドで、壮年の(←ここ重要)黒人を思わせるがっちりとした風貌。

黒いタキシード風のスーツに赤シャツ、白のアスコットタイ。黒のソフト帽を身に付け、銀のステッキを持っており…って、どこが亀梨くんなのか?

いくら漫画の実写化が流行してるからって、ドSなコスプレとしか思えない。

思えば、ジャニーズがそういったふざけた企画を大真面目にぶちかますのはよくあることだ。

記憶に新しいのは、嵐の大野リーダー『怪物くん』が「おちゃめなキャラが意外とイイ味出してる」と好評だったことか。どう考えても、二匹目のどじょう狙いではあるが。

そう考えるとまぁ悪くない感じも……って、ちょっと待て亀梨くん、騙されてはいけない。

同じ漫画実写作品でも、山ピーの『あしたのジョー』や松潤の『花より男子』みたいなベクトルもあるわけだから…やっぱり、ベムは割に合ってないんじゃないか。

 

見所は「低視聴率」なのか…?

 

『妖怪人間ペム』の主演に亀梨本人は、
「とても有名なアニメ原作なので驚いたと同時に大変光栄に思った」
「メッセージ性の強い作品なので、しっかり役に染まりたい」
と意気込んでいる。

いっぽうの制作側は、
「大きな悲しみや苦しみを背負いながらもタフに生きる。そんな優しさと強さを体現してほしい」
とのこと…もうなにも言いますまい。

この制作発表を受け、ネットユーザーも困惑気味である。
「何の罰ゲームだよ」
「正気かよwでもちょっと見たい」
「ネタ切れでこんなもんにまで手出したか」
「ベムってでかいおっさんのイメージなんだが、なんで亀梨…?」
「一体どの層をターゲットにしてるんだろ?」
「ダメだろ。主人公がイケメンじゃ全然悲壮感ないじゃん」
「亀梨師範の低視聴率更新に期待」

まだまだ「本当の居場所」に納まっていない感じの逸材・亀梨くん。

最高に輝ける金字塔を打ち立てることができるのか?

それとも黒歴史を刻んでしまうのか?

ドラマは日本テレビ系列で土曜9時枠で10月からスタートする。大ホームランをかっ飛ばしてくれることを祈るばかりである。

 

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Written by 小宮山蘭子
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