「時は金なり」とはよく言いますが、年々、時がたつのが早く感じるようになり、若かった頃は気がつかなかった時間の大切さが身にしみます。
 
映画『TIME/タイム』を観ていてもそう思わされます。
この映画は「すべての人類は25歳で成長が止まり、時間が通貨になる」という世界。
つまり、寿命のために働き、買い物をする通貨も寿命です。なんて、斬新かつ残酷な世界なのでしょう。
 
そこで、アラサー女性のみなさんに「寿命を縮めてまで欲しいもの」はなにか聞いてみました。
 

アラサー女性に聞いた「寿命を縮めてまで欲しいもの」

 
『TIME』の世界にぼーっと生きているアラサーなんて存在しません。
文字通り必死に働いて、寿命を得なければいけないから。25歳以上生きたいなら、時間を稼ぐために労働をして寿命を伸ばさなければいけません。しかも、コーヒー1杯が4分、ランチ代は30分、高級車は59年など、物を買うにも自分の寿命を切り売りするのです。
 
労働するたびに、買い物をするたびに、自分の存在価値が試されるなんて、斬新な世界観です。この斬新な世界観こそ、年齢、恋愛、キャリア、婚期などに悩むお年頃のアラサー世代の道しるべになるかもしれません。
 
そこでずばり、「自分の寿命を切り売りしてまで手に入れたいものはなにか」という質問を投げかけてみました。
 
その1:ファッション
 
「たとえ寿命が縮まっても、服、靴、かばん、アクセサリーは我慢せずに買う。みすぼらしく長生きするより、美しく短く生きたいから」(28歳/女性/広告)
 
○ これは「みすぼらしい年増は生きる意味がない」とも言い換えられますね。辛口な意見ですが、厳しい価値観を自分自身に課すことで、たしかに彼女は年々、美しさも仕事も成長しています。


その2:インフラ+インターネット
 
「今はネットがなければ仕事も生活もできない。インフラ+ネット接続代は命を削ってでも買うかな」(29歳/女性/IT)
 
○ 生活必需品はインターネットという、現代っ子らしい意見。ネットを駆使すれば移動時間を短縮できるし、「時は金なり」の世界では有利な買い物かもしれません。
 
その3:愛人を飼う
 
「永遠の25歳男子を飼う」(33歳/女性/医療)
 
○ 『TIME』の世界観のすばらしさは、実はここにあり。成長が25歳で止まり、見た目は25歳のままなんです。ピチピチで美しい25歳男子は、それだけで対価を払う価値があるというものです。
 
その4:エキサイティングな経験
 
時間と引き換えに買いたいものって思いつかないけど、寿命と引き換えなら、ちょっと危険な地域の海外旅行とか、面白い本とか、スカイダイビングとか刺激的な体験がしたい」(30歳/女性/WEBデザイナー)
 
○「経験」はお金で買えない大切なものですよね。時間=通貨という概念で考えてみると、生きるだけで通貨が必要になるので、日々のなにげない経験も大切に感じる気がしました。
 
その5:美しさ
 
「25歳で見た目年齢が止まるんだ。ならアンチエイジいングを気にしなくていいから、とことん美容に凝れるじゃんね。美しいまま死ねる最高の世界だね」(32歳/女性/サービス)
 
○ 20代の頃は気がつかなかった「若さ」のありがたみ。30代になると痛感しますよね。アンチエイジングから解き放たれたなら、ずいぶん楽に生きていける気がします。


その6:寿命を使切る
 
「つらい老後のこと考えずに、寿命を使い切って贅沢三昧して死ねるなら、いい人生かもしれない」(33歳/女性/ヘアメイク)
 
○アラサーになると、リアルに老後のこと考えだしたりします。税金、医療費や老後の資金を考えるとけっこう気が重いトピック……若いまま人生を終えるほうが楽かも、と思ってしまいます。
 
その7:子どもとの時間
 
「今は子どもが欲しいけど、それは長生き前提だからなあ。子どもが成長した姿を見られないのは悲しいし、母親がいないのはかわいそう。時間が通貨なら、私は稼ぎまくってとにかく長生きするよ」(28歳/女性/栄養士)
 
○家族は、それだけで自分の生きていく意味になりますよね。「子どものために働く」としてみると、キャリアの悩みがすごくシンプルに考えられそう。
 
その8:貯蓄する
 
「質素な暮らしでいいから、貯蓄して長生きする」(35歳/女性/販売業)
 
○ 最低限の衣食住があれば、それ以上なにも買う必要がないという意見。『TIME』で描かれているのも、資本主義の歪み。資本が潤沢にあっても、本当に価値がある物ってあまりないみたいです。
 
その9:パートナーと同じ寿命
 
「ひとりで長寿でも悲しいだけ。稼いだ時間はパートナーと半分こして暮らしたい」(32歳/女性/商社)
 
○伴侶がいてはじめて長生きする意味があるという意見。『TIME』のなかでも、主人公とヒロインが時間を分け合う場面がありますが、愛の本質が垣間見えるいいシーンです。
 

貧乏人と金持ちは「時間」の使い方がこんなに違う!

 
映画『TIME』は、スラム街生まれの青年ウィルが主人公。
ある日ウィルは、バーで“高級腕時計”(116年分もの寿命!)をチラつかせながら美女に囲まれて酒を飲んでいる金持ち男と出会います。
 
ギャングに狙われていた金持ち男を助け出したウィル。この金持ち男は、100歳を越えていて「体は元気でも心は消耗する。寿命がいくらあっても意味がない、早く死にたい」と打ち明けます。
 
また、「どうしてスラムでは税金と物価が同時に上がるか分かるか? 確実に人が死ぬように操作されている。一部の富裕層がより長く生きるために搾取されている」という世界の真実を明かすのです。
 
そして金持ち男はウィルが眠っている間に残りの寿命を託して自殺。
彼が残したメッセージは「私の時間をムダにするな」。
 
ウィルは手に入れた100年の時間を持って、富裕層が住むエリア「ニュー・グリニッジ」へ乗り込むのですが、果たしてウィルはどうやって世界の真実に立ち向かうのか?
……というストーリー。彼が見つける「時間の価値」にも注目です。
 
主人公ウィルは、グラミー賞歌手のジャスティン・ティンバーレイク。
セクシーで野生的な好青年です。ヒロインのシルビアは、アマンダ・サイフリッド。ほっそりした手足でお人形さん系の美人女優。ドレスアップしたシーンがたびたび登場し、女子でもため息もののかわいさですよ。SFアクション映画ですが、ふたりの美しい衣装やラブシーンもかなり見所なのではないでしょうか。
 
時間監視局員(タイムキーパー)のレオン役は、キリアン・マーフィー。
彼だけは「25歳で時間が止まっている」ようには全然見えないし、登場キャラクターみんな、近未来的かつモードでオシャレな衣装だったのに、レオンだけなぜかダッサい黒皮ロングコート。
 
SF超大作『マトリックス』へのオマージュだったのでしょうか? 謎が残ります。
 

思わず考えさせられる斬新な世界観

 
みなさんが「自分の寿命を切り売りして手に入れたいもの」はなんでしょうか? 『TIME』は、人生に新しい視点をもたらしてくれる映画といえそうです。
 
まだ観ていないという方は、今すぐレンタルショップへ駆け込みましょう。
 
(yummy!編集部)
 
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公開日:2013年10月7日
更新日:2019年9月11日


 

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