6月9日は、家の戸締まりを見直す「鍵の日」です。日本セキュリティ共同組合が制定したもので、6と9の語呂合わせ(ロック)に由来しています。
そこで今回は、今すぐ戸締りを厳重にしたくなる「犯罪発生率」のお話をいたします。

性犯罪が起こる現場の半数が「住宅」


あなたは、性犯罪について身近に考えたことはありますか? 女性の身にはいつ危険が迫るか分かりません。

法務省発行の「平成23年版犯罪白書」によると、平成22年の強姦事件(レイプ)は1,289件、強制猥褻の認知件数は6,866件も起きています。そのうち発生場所が「住宅」のものは、強姦610件(全体の47.3%)、強制猥褻1,701件(全体の24.2%)です。

強姦はおよそ半数が、強制猥褻も4分の1が「住宅」で行われていることになります。ちなみに強制猥褻の発生が一番多いのは、路上で3,013件(全体の42.9%)です。

女性の一人暮らしに、いきなり武装した男が現れたら、あなたには対抗する術があるでしょうか?

また、このデータは警察等捜査機関によって、犯罪の発生が認知された件数ですので、泣き寝入りをしてしまった被害者のことを考えると、実際の性犯罪被害者数はこれよりも増えると考えられます。

犯人の侵入経路の8割が「無施錠の玄関や窓」


さらに、平成22年の福岡県性犯罪被害実態調査では、性犯罪認知件数546件のうち、約30%が屋内で被害にあっており、そのうち中高層住宅(マンション)は17%です。

そのうち約90%が、家主の在宅中に犯人が侵入してきた事件で、その侵入方法の84%が「無施錠の玄関や窓」からだったのです。

福岡県の調査ではありますが、専門器具によるカギのこじ開けよりも、「無施錠の玄関や窓からの侵入がいちばん多い」のには驚きです。いかに戸締まりを疎かにしているか、ということがわかるデータでもあります。

戸締まり以外の、意外な防犯チェックポイント3選


セキュリティが厳重なマンションだからといって安心してはいけません。あらゆる住宅に意外な盲点があります。

そこで、日本防犯学校学長で防犯アナリストの梅本正行氏が、『かんさい情報ネットten!』(ytv)で紹介していた、「犯人が侵入しやすい住宅の条件」をご紹介します。

●その1:マンションの配水管やガス管がベランダに近い部屋

犯人は配水管を上って、ベランダから侵入します。とくに配水管の上の方に手形が残っていたり、側に軍手が捨てられていたら、不審者がそこを登った可能性があります。管理業者は梯子を使いますし、軍手をその辺に捨てるような事はしませんからね。

●その2:線路が自宅やマンションの前や後ろを通っている

近くを電車が通っている場所だと、その間は多少の音がしても判りません。下着泥棒など、窃盗目的であれば、電車の音に紛れてガラスを割り、侵入するケースもあります。

●その3:公園から自宅やマンションの見える位置にある部屋

不特定多数の人が利用する公園は、誰がいてもあまり不審に思われません。夕方から夜にかけて、公園で休憩するフリをしながら、建物に入っていく人物を観察し、窓に光が灯る時間などから、侵入する部屋を選定します。

性犯罪は起こってからでは手遅れなのです!


性犯罪の被害女性は、警察に言い出せないことも多く、犯人がそれにつけ込んでくることもあります。被害にあった女性は、体に傷を負ったり、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみ、職を失ったり、引っ越しを強いられるなど、経済的な被害まで負ってしまいます。

防犯意識が高い家を狙うのは犯人にとってもリスクが高いので、犯行の前に諦めさせることができます。

この機会にぜひ、自宅の戸締まりを見直してみてください。性犯罪は、起こってからでは遅いのです。

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Photo by ~ I P O X s t u d i o s ~

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