今年の「AKB48総選挙」は、長らくセンターを張ってきた前田敦子の卒業ということでかなり話題になっていますね。とはいえ、アイドルの話題に興味を持っているアラサー女性はそれほど多くありません。
ところが、ニュースサイト編集者の中川淳一郎氏は「“前田敦子卒業”こそ、現代女性が最も関心を寄せるべき事象」だといいます。

 

前田敦子がウーマン・リブを起こす!?

 

アイドルグループAKB48の前田敦子。千葉県出身の20歳。同グループの絶対的エースです。しかし、本日6月6日に行われる『第4回AKB48総選挙2012』に出馬することなく、8月23日の秋葉原公演にてAKB48から卒業することを発表しました。いったいこのニュースが、わたしたち女性にどう関わっているのでしょうか。

そこで、毎日何百という芸能人ブログに目を通しているためエンタメ事情に詳しく、学生時代は一橋大学世界プロレスリング同盟(HWWA)にて「スカトロング山田」のリングネームで1勝13敗の記録を作るなどプロレスに詳しく、『信長の野望』(コーエーテクモゲームス)を全部買っているので戦国時代に詳しい、ニュースサイト編集者・中川淳一郎氏に、「前田敦子」についてお話をうかがいました。

中川氏は「前田敦子がAKBを卒業する、これはウーマン・リブと重なる事象であります。今後は革命的に女性解放が進みますよ」と宣言。なんと、1960年代後半にアメリカで起こった女性解放運動ウーマン・リブが、現代日本で復活するとは。その根拠は、前田敦子の“前田”に隠されていました。

 

「前田界」に革命を起こした「前田敦子」

 

みなさんは、「前田といえば○○」といわれたら誰の名前を想像しますか? 一般的にこれまで「前田」の看板を背負ってきた者といえば彼らでした。

●前田亘輝(ミュージシャン)

神奈川県厚木市出身。1980年代から活躍するロックバンド「TUBE」のヴォーカル。ただのミュージシャンに留まらず、夏の代名詞とも言える存在。

●前田日明(プロレスラー)

大阪府大阪市出身。1970年代後半に新日本プロレスに入団し、圧倒的な実力で「クラッシャー」の異名を持つスター選手となる。プロレス界、そしてUWFやリングスなどで日本の総合格闘技を作り上げた中心人物。

●前田武彦(司会者)

東京府東京市出身。1960年代のテレビ業界で活躍し、多くの芸能人に影響を与えた伝説的司会者。それまでただ台本を読み上げるだけだった「司会」に、フリートーク、楽屋オチ、世間話といった手法を持ちこんだ。「マエタケ」の愛称で知られる。

●前田利家(武将)

尾張国出身。戦国時代に織田信長・豊臣秀吉に仕え、加賀藩主前田家の祖となった人物。槍の名手として数々の武勇伝を残す。彼とその妻まつの人生を描いたNHK大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』(2002年・唐沢寿明、松嶋菜々子主演)も話題に。

この4人の功績をひととおり讃えた後、中川淳一郎氏は「前田敦子」について言及。「田中といえば角栄、木村といえばタクヤ、松井といえば秀喜、吉田といえば拓郎、高橋といえば名人……。“前田といえば?”という苗字勝負に、前田敦子は国民的アイドルグループの看板を下ろし“いち前田”として大勝負に打って出たのです。しかも、前田界初のオンナとして!」と、興奮気味に語ります。

また、「彼女(前田敦子)は、『前田たるもの前に出てなんぼ』の前田魂を持っている。前田界のセンターも張れる素質が十分にありますよ」(中川氏)と高く評価しています。なるほど、これは全国に97,001世帯いる(ウェブサイト『全国の苗字11万種』調べ)「前田さん」を代表する者としてふさわしい素質と言えますね。

 

真の意味での「女性解放時代」の幕開けである!

 

「AKB48から前田敦子が卒業する」
これはただのエンタメニュースではなく、今まで男の世界だった前田界を、アイドルグループ出身の女性が担おうとしている革命とも言える事件だったのですね。

中川淳一郎氏は、ここでまたひとつの興味深い考察を語ってくれました。それは、NHK大河ドラマ『利家とまつ』が描いた、前田利家とその正妻まつの関係に注目すると見えてくるといいます。

暴れ者で知られる利家を、まつは時には子どものように叱り、時には褒めたたえる賢い妻でした。利家にトラブルが起きると「わたしに、おまかせくださいませ」という頼もしいキメ台詞で解決。まつの支えがあったからこそ、利家の躍進があったとされています。

これでも分かるとおり、利家とまつの関係は主従そのものであり、昔から妻は主人を立てるために働くべきという価値観が当たり前です。現代では「男女平等」が叫ばれていますが、それでも「内助の功」は美徳であり、「つつましい女性」が持てはやされていますよね。

「AKB48というグループはアイドル戦国時代の武将のような存在、いわば『前田利家』に言い換えられる。そしてメンバーは、主人を盛りたてるために働く女房役『まつ』だ。ついでにいうと、秋元康は『豊臣秀吉』となる。奇妙なまでに役者が揃った『前田敦子卒業』は、歴史的にも大きな革命になるような気がしてならない」(中川氏)

つまり、AKB48から前田敦子が抜けるということは、利家の元からまつが独り立ちすることを象徴しているのです。「これからは影で支えるのではない、自分自身が主となる」という、女性解放宣言ともいえますよね。

 

オンナたちよ、オトコの呪縛から解き放たれよ!

 

中川淳一郎氏は、現代女性に向けてこうエールを送っています。

「『利家とまつ』の450年前から続いてきた男女の主従関係。NHKすら何の疑いもなくこの呪縛に加担してきた。いま、オンナたちを解放しようとしているのが『前田敦子』という存在だ。(まつを演じた)松嶋菜々子さえもなし得なかったことを『前田敦子』はやってのけようとしている。時代は変わる。ついに、本当の意味でオンナが表舞台に立つ時代になったのである」(中川氏)

「アイドルグループのメンバーが卒業? そんなのわたしには関係ないわ」と、無関心にしていますが、この事象はわたしたち女性こそが当事者なのですね。

前田敦子のウーマン・リブから目が離せません。

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Written by 郷雷子
Photo by Danila Panfilov

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