みなさん、お酒好きですか? とくに大酒飲み女子は、要注意なニュースが報じられました。
スコットランドの医師らによると、なんと、アルコールは乳がんを引き起こす要因の1つになるというのです。いったいなぜなのでしょうか?

 

「飲酒は乳がんの要因になる」という警告

 

スコットランドでは、過去10年と比べてアルコールの消費量が高まっているそうです。実はそれに伴い、乳がんの件数も高まっています。毎年、スコットランドでは約4500人の女性が乳がんと診断されており、専門家たちはお酒を多量に摂取することが乳がんを引き起こす大きな要因になると警告しています。

なぜアルコールを多量に摂取すると乳がんになるのか、まだ正確にはわかっていませんが、理由として考えられるのは、アルコールは分解される際にDNA配列の変異を引き起こすアセトアルデヒドという発がん性物質に変わります。

とくに乳房は発がん性物質に敏感な器官のひとつなので、これががん細胞の発達につながるのではないかと考えられています。

西スコットランドがん団体のスーパーバイザー、デヴィッド・モリソン医師によると、「乳がんは女性にとってもっとも身近ながんで、その発症件数は毎年増加しています。私たちはまだ、乳がんを発症する全ての要因をつきとめてはいませんが、アルコールがその一因であることはいまや明確です」と語ります。

医師たちは加えて、乳がんの発症率は近年で約10%上昇していると指摘しています。

 

「安全な量などない、1杯飲むごとに乳がんに近づく」

 

経済情報サイト『エコノミック・タイムス』によると、とくにキャリアウーマンの女性は、ふつうの職業のひとの倍の量のお酒を飲むという結果もでています。日本では、習慣的にアルコールを摂取しているひとは35.4%(平成22年度「国民健康・栄養調査」調べ)。

「セックス・アンド・ザ・シティ」的ライフスタイルを楽しんでいるキャリアウーマンの方がたは、もしかすると乳がんに近い存在と言えるかもしれませんね。サマンサも乳がんになってしまうエピソードがありました。

モリソン医師によると、「お酒の量に安全な領域はなく、1杯飲むごとに乳がんに近づいているのです。摂取量を減らすことが乳がんリスクを低下させることにつながります」と言っています。
一般的な指標では、女性は1日に24g以上のアルコールを摂取しないほうがよいとアドバイスしています。24gは、だいたい175mlのグラス半分程度、パイントグラス(英国の一般的なビールグラス)の1/3程度の量とのこと。

 

乳がんリスクと晩酌ならどっちを取る?

 

1日1杯程度のお酒は「百薬の長」ともいわれます。たしかに、お酒を飲むことによって血行促進効果が生まれますが、やはり多量の摂取は万病のもとにもなりえます。

「つい晩酌がやめられなくって〜」と言っている女性も、乳がんリスクが高まるとなれば、お酒の量を減らせるかもしれません。断酒はムリでも、少しでも量を減らしたり、適量を守って飲むことが、健康への第一歩ですね。

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