みなさんはお酒で悪酔いしないためのコツを知っていますか? 今まで定説として、「飲んだお酒と同じぶんだけ水を飲め」や、「果汁100%のジュースを飲め」などと言われていました。しかし、アルコールに効果的な飲み物は「トマトジュース」だということが、ある調査で判明したのです!
今夜の飲み会の前に、ぜひ読んでいただきたい情報です。
トマトジュースは悪酔いに効果あり!
5月25日、カゴメとアサヒグループホールディングスは、お酒を飲むときに一緒にトマトを食べると、血中アルコール濃度が低下するということを発表。
その調査方法は、20〜40歳の男性12人を被験者とし、焼酎100mlとトマトジュース480ml(缶3本分)を一緒に飲んだ場合と、トマトジュースのかわりに同量の水を摂取した場合、どちらの血中アルコール濃度が下がっているかを調べました。
その結果、トマトジュースを飲んだひとは、水を飲んだひとに比べ、血中アルコール濃度が平均3割低かったことが判明。アルコールが完全に抜けるのも、トマトジュースを飲んだひとのほうが約50分早かったとか。これは、トマトを摂ることにより、体内でアルコールの代謝を促進する酵素が活性化するからなんだそうです。
ということは、飲み会ではトマトを食べるか、ブラッディ・マリー(ウォッカとトマトジュースのカクテル)や、レッド・アイ(ビールとトマトジュースのカクテル)を注文するようにすれば、お酒の失敗をなくせそうですね!
さらにダイエット効果まで期待できる!
トマトの効果はそれだけではありません。今年2月に発表された日本デルモンテと京都大学の農学研究員らの研究によると、なんと、トマトには脂質の代謝を促進させる成分があることが報告されています。
トマトに含まれる中性脂肪を分解する成分「13オキソODA」は、他の分解物質に比べて数十倍の効果があることが確認されているのだとか。
実験では、高脂肪なエサをそのまま与えたマウスと、そこにプラス「13オキソODA」を加えたエサを与えたマウスを比較しました。すると、「13オキソODA」を加えたエサを食べたマウスは、中性脂肪が通常の3割、血糖値が約2割も減少するということが判明。
人間なら、1日にトマトジュースを600ml摂取したのと同量だそうです。食塩無添加のものをオススメします。
どうせまた「カロテン」や「リコピン」でしょ、とナメていましたが、どんどん新しい効果が発見されているトマトさんには完敗です。
この夏はトマトを食べまくろう!
実は今年2月、2ちゃんねるにも『ここ一年トマトジュース毎日900ml一本飲んでるけど質問アル?』というスレッドがたち、「トマトジュースを飲み始めてから何を食べても太らない」、「肌がきれいになった」という書き込みが相次いでいました。
これから夏の食べ物としてピッタリなトマト。アルコールにもダイエットにも効果的だなんて優秀すぎます。これは今すぐ買いに行くっきゃない!
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Written by 溝野こねこ
Photo by Randi-Shooters