インドネシアのジャカルタで5年前の6月3日に開催される予定だったレディ・ガガのコンサートが中止になったことがありました。
イスラム教系の宗教団体などから「パンツとブラしか着用しない下品な歌手。とても危険」「ガガは道徳がなくてでわいせつ。若者を堕落させる」といった、ステージ衣装の過激さについて批判が集中したためです。ガガ様、オシャレすぎがあだとなり、大変なことになっています。
そこで今回は、オシャレすぎがあだとなった女子たちのエピソードをご紹介します。
レディ・ガガのおしゃれが道徳を乱す?
インドネシアのニュースやワイドショーでは当時、連日レディ・ガガのコンサートの話題で持ちきりでした。
レディ・ガガのステージ衣装が過激すぎることから、イスラム系の宗教団体が公演中止を激しく求めてデモなどを起こしていたためです。「コンサートが開かれた場合には、なにが起こるか保証できない」なんて物騒な声明も出される事態に。こうした動きを受けて、警察当局も5月15日に公演許可を出さない方針を発表していました。
インドネシアはイスラム教徒が国民の9割を占める、世界最大のイスラム教国家でもあります。イスラム教では、女性が肌や髪の毛を露出することはタブーです。一方、ガガ様の露出具合ときたら、イスラム教徒でなくても「そりゃ出しすぎだろう!」とつっこみたくなるほど。
すでに5万枚のチケットが完売しており、主催者側としてはなんとか開催できるよう、開催地を変更することも検討していたようですが、あえなく中止となってしまいました。購入者には全額返金するとしていますが、その損害はかなり大きくなりそうです。
実はガガ様、先日韓国で行ったコンサートでも「パフォーマンスがわいせつ」として、18歳未満の入場を制限されてしまうなど、その“オシャレさ”があだとなって痛い思いをしています。
でも、ガガ様にとってファッションは「なによりも大切なもの」で「私のすべて」。そうやすやすと、大人しいステージ衣装など着られるわけがありません。オシャレ過ぎる女子はなにかと苦労がつきものなのですね。
オシャレ女子の苦労6選
今回は筆者の身近にいる、オシャレすぎて損してしまった女子のエピソードを紹介します。
●オシャレで損したエピソードその1:オシャレな男ばかり寄ってくる
毎月の洋服の購入代はかるく10万を超え、自他共に認めるファッションフリークのH美(33)。彼女の好きな男性のタイプは、誠実な人でした。彼氏のファッションセンスに関してはむしろ「セカンドバッグを持っているくらいがいい」のだそう。
逆にオシャレ過ぎる男子は「男のくせに服にばっかり気を遣う」と言って、軟弱男子に見えてしまうのだとか。
でも、オシャレなH美に声をかけてくるのは、もっぱらオシャレ男子。先日はショップの男性店員にナンパされてしまい、その後はお店に出入りしづらくなってしまったそうです。「せっかくお気に入りのショップだったのに、行けなくなっちゃったじゃん」とお怒り気味でした。
女性にとってオシャレは自己満足ですが、男性にはとっては価値観の指標だったりします。その辺りがうまく噛み合っていないのでしょう。オシャレでも誠実な男子と出会えるといいんですが……