スタートした新ドラマに主演している天海祐希(44)。その人気は、かっこいいアラフォーの代表格として衰えることを知らない。
産業能率大学(東京)が4月18日発表した「新入社員が望む理想の上司(女性)」という調査でも、天海祐希が3年連続の第1位となった。
もはや、天海祐希に敵うアラフォー女優はいないのか……。そこでライバルに成りうるアラフォーの有名女優「真矢みき」、「米倉涼子」、「松嶋奈々子」と天海祐希を独断で比較してみた。
第1ラウンド:VS真矢みき
1995年、天海祐希が宝塚の「月組」の男役トップスターだったころ、真矢みき(48)もまた「花組」の男役トップスターをつとめていた。
退団後も、それぞれドラマ・映画・CMにと大活躍している。まさに同じ土俵で戦う同志。
真矢みきはオトナの色気もあるし、ちゃっかり結婚してるし、天海祐希にはない部分をクリアしている。
だけど……天海祐希が単独でバンバン主演を張る一方、真矢みきは助演での役どころに留まっている。
凛とした姿から漂う「ありがたみ」は、断然天海祐希の方にあるようだ。
史上最速で男役トップスターに就任という、宝塚時代に残したトップ・オブ・ザ・トップの伝説ならではのオーラと言えるだろう。
第2ラウンド:VS米倉涼子
同じアネゴ肌の「女ボス」タイプで、ミュージカル『CHICAGO』で本場ブロードウェイデビューを飾った米倉涼子(36)なら、相手にとって不足なし?と思いきや、米倉涼子といえば大根役者の代名詞とも言われている。
演技の差で対決にならなかった。なぜブロードウェイに抜擢されたのか不安が残る。
そのうえ、天海祐希からたっぷり香る品性でも、米倉涼子は敵わない。
華やかな男性遍歴で巷を賑わしたこともあるけれど、悪女=大女優というのはとんだ勘違い。
鼻息ばかりが荒く、色気というより、どちらかと言うと「すれっからし感」しか感じられない。
第3ラウンド:VS松嶋奈々子
それならば、品性も色気もある松嶋奈々子(38)ならどうだろうか。
大ヒットドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ)と、かつて天海が演じた『女王の教室』(日本テレビ)の女教師は、笑わない女という点でかぶっていた(しかも、この二作は同じ脚本家である)。
『家政婦のミタ』の歴史的視聴率に隠れてはいるものの、『女王の教室』も大ヒットした良ドラマだった。
それぞれが最終回で見せた笑顔は、趣こそ違ったけれど、視聴者のハートをわしづかみにし、カタルシスに引っ張り込んだ名演だった。
演技力ではなかなかの接戦。
うーん……しかし、「かっこいい枠」では戦闘力が及ばないようだ。
松嶋奈々子はきれいなお姉さん出身だし。
実力と個性をつければ誰でも1位になるチャンスがある
これは、私たちの日常生活にも投影可能だ。
たとえば天海祐希のような、かっこよすぎる同僚やライバル女に対抗するには、地に足のついた絶対的実力を付けるしかない。
勉強したり資格とってみたりするのもいいし、最後までやりきる責任感とか集中力とかで信頼をゲットするのも手。
そして、なにより同じ土俵で争わず、自分独自の魅力、気配り上手とか聞き上手とか超癒やしオーラとかを身につけるべきだ。
それは、深津絵里(39)や寺島しのぶ(39)のように、天海祐希ニーズとは全く異なった市場で、確固たる地位を築いている女優を参考にしたら分かりやすい。
とりあえず、自分にできることに挑み、自分にしか出せない個性を磨いて力をつければ、誰にだって「王女さま」になるチャンスはあるかもしれない。
努力は惜しみなくしたほうがいい、というお話である。
◆なぜ!?天海祐希のさらなる魅力を知りたい方は……
天海祐希っぽいカッコイイアラフォーを目指してはいけない理由
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Written by 小宮山蘭子
Photo by maciej.latallo