夜遊び好きのアラサー女性のみなさんには、「クラブで素敵な出会いをみつけたことがある」というかたも多いはず。最先端の音楽を通して、価値観やセンスの合うパートナーを探すことができるクラブは、男女にとってドラマチックな出会いの場です。

しかし現在、風営法の規制が厳しくなり、クラブカルチャーは窮地に立たされています。クラブが失われてしまうとどうなるのか。みなさんも他人事ではないこの問題を分析してみます。

 

このままではクラブがなくなってしまう!?

 

風営法では、客にダンスを踊らせる「クラブ」の営業は、深夜24時、あるいは25時までとされているのですが、ほとんどのクラブは「飲食店」として営業許可を取得。いわば法律のグレーゾーンでオールナイト営業を続けてきました。それでも黙認されてきたのは、クラブカルチャーが風営法の目的である「治安秩序維持」に対し、過度に抵触するわけではないと見なされていたから。

しかし、最近はドラッグや暴力が蔓延している場所だという社会的イメージにより、事態は大きく変わりました。昨年12月に「無許可で客にダンスをさせた容疑」で、大阪のクラブ経営者が逮捕。現在、大阪のクラブではオールナイトイベントが自主規制されている状態です。大阪だけでなく、東京や福岡でも、警察の強制捜査により、クラブイベントが中止となった例が増えています。

このまま風営法の取り締まりが厳しくなると、クラブは営業ができなくなり、みんなで朝まで踊る、というクラブカルチャーの醍醐味が失われてしまうかもしれません。

若者にとって、深夜に集い、音楽を共有し、刺激や出会いを求めることが、どれほど大切なことなのか。社交場という側面から、クラブと風営法の問題について考察してみました。

 

クラブがない街のクラブイベント

 

昨年の今ごろ、筆者は山形県のとある街に住む友人のもとへ遊びに行きました。友人がその街では初となる、オールナイトのクラブイベントを主催すると聞き、興味を持ったのです。

とはいえ、その街にはクラブがありません。そこで、深夜営業が可能で、それなりのキャパシティがある飲食店を貸し切って行われました。普段はそのようなイベントをしていなかったお店でしたが、若者が深夜に交流できる場を提供すれば、地域の活性化につながると考え、イベントの実行に踏み切ったそうです。

当日、山形の各地から50人あまりの若者が集いました。照明を落とした店内に鳴り響く、最新のヒップホップミュージック。見知らぬもの同士が、音楽を通して意気投合し、新たなコミュニティーを作り出していました。談笑する男女もいれば、フリースタイルでラップバトルをするグループもいます。そこかしこで祝杯があげられ、会場は一体感に包まれていました。初の試みのため不安な要素もあったそうですが、多くの若者が、生まれ育った街でのクラブイベントを心待ちにしていたのです。

客層は、東京のクラブとは異なり、ファッションも年齢層もまちまち。しかしながら、そこには音楽の熱気と深夜の高揚が生み出す、クラブカルチャーがたしかにありました。友人のひとりは、そのイベントで知り合った女性と交際。SNSのたよりによると、なんと、結婚にまでいたったそうです。

筆者は改めて、芸術や文化といった側面だけではなく、若者の社交場としても、クラブカルチャーは必要とされているのだと感じました。

 

音楽とダンスは、男女の仲を深める

 

そもそも、クラブができるはるか昔から、大音量で音楽を楽しみ、みんなで踊るお祭りは、男女の出会いの場として活用されてきた歴史があります。

たとえば日本では、室町時代の初期から行われている「盆踊り」がその典型。当時の若者は盆踊りの季節になると、自分の村だけではなく、周辺の村で行われる盆踊りにも参加し、魅力的な異性を探したそうです。

社会を発展させるためには、地域の交流を密にし、若者に出会いの場を提供するのが大切です。そして、若者の気分を盛り上げるには、夜中に音楽を聴かせ、踊らせるのが効果的。昔のひとは、そのことを経験的に知っていたのでしょう。

古くから続く文化を現代の法律で規制することによって、なにを守り、なにを失うのか。クラブカルチャーの恩恵を受けたアラサー世代のわたしたちが、今一度、真剣に考えてみる必要がありそうです。

 

クラブはイメージの改善を

 

風営法とクラブの問題には、ドラッグや暴力といった、クラブに漂うイメージの悪さが原因にあります。メディアで報道されるドラッグ乱用事件では「クラブ」がその温床だと伝えられています。その問題を解決しなければ、風営法の規制はますます厳しくなっていくでしょう。

しかし先日、ドラッグの使用を疑われた池袋のクラブに強制捜査が入り、その場にいた150名もの観客が尿検査を受けるというできごとがありました。結果は全員シロ。逮捕者は出ませんでした。社会的イメージとは異なり、現場は純粋に音楽を楽しむひとがほとんどなのです。

今の若者には、出会いに対して積極的になれる場が、本当に必要です。クラブには、その場でしか起こりえない奇跡的な出会いもたくさんあります。ネットのコミュニケーションでは代えられません。筆者自身も、クラブから多くのことを学び、多くの友人を得ました。そういった場が失われてしまうのは、実にもったいないことです。

クラブの信用が回復し、魅力的で価値のある社交場としてその存在を認められることを、心より願っています。

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Written by マツタヒロノリ
Photo by David Urbanke

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