突然ですが、「クオーターライフ・クライシス」って知っていますか?
20代後半から30代前半にかけて、つまり人生の4分の1を過ぎたころに訪れる「危機」とされています。
 
20代後半から30代前半は、一般的に見て若くはない年齢です。しかし、社会では一人前の大人として扱ってくれません。若さは手から零れ落ちるようになくなっていくのに対して、社会からは認められないという焦燥感から起こるジレンマが「クオーターライフ・クライシス」です。
 
米誌『Harvard Business Review』の記事で、幸せを追求するアプリ「Happify」のデータサイエンス主任Ran Zilca氏は、クオーターライフ・クライシスは20代後半から30代前半は一般的には不愉快な時期だとして、現実に存在すると発表しています。
 
20代という年代は、仕事に就いたり結婚したり子供が出来たり車を買ったりなど、さまざまな人生の変化を体験する年頃です。そんな重大な変化の多い楽しむべき年代は、果たして楽しいことばかりでしょうか!? では、ズバリその中身を見ていきましょう。
 

1.何か大きなことをしたいと思う

 

「自分はこんなものじゃない、もっと出来ることが沢山あるはずだ!」と、何か大きくて奇抜なことを成し遂げたいと思っていませんか?
しかし、行動には移せず結局は自分の妄想の中で終わってしまう……日ごろの退屈な生活に飽きてしまい、仕事もやめてどこか遠くへ一人旅をしたいなんて思っていませんか?

2.同級生や、自分の親が同じ年だったときと比べてしまう

 

「自分はこんなに焦っているのに、同級生は人生に対して余裕に見えてしまう……」「親が自分の歳の時には、もう自分が生まれていた……」なんて、人と比べて自分がどのレベルにいるのかを図ってしまいがちです。
 
しかし、それは自分のフィルターがかかった見方であって、自分の方が勝っている点もあるはずです。自分の至らない点に注目し凹むのはやめましょう!
 

3.学生時代に戻りたいと強く願う

 

誰しもが思うことですが、「学生時代がいちばん楽しく輝いていたのではないか?」という妄想を抱いてしまうことがあります。過去の記憶はいつでもキラキラと輝いているはずです。
 
しかも、それが若くて夢溢れる歳ならなおさらです。過去があっての今ですから、今の自分に自信をもって誇りに思いましょう! 過去から積み上げてきた今の自分は十分素敵なのです。
 

4.恋愛に関して決定的な決断ができない

 

20代後半から30代前半は、恋愛に関しても重大な決断をしなければいけない場面がやってきます。今付き合っている恋人と結婚するべきかどうか、この人でないと思った場合に速やかに別れて次の人を見つけるのか、他に好きな人が出来なかったら結婚するのか……? 様々な葛藤が渦巻く年頃です。
 
そんな場面に遭遇したときに、スパッと決断ができないと、クオーターライフ・クライシスの兆候が見られます。
 
恋愛で決断できないときには、他にも仕事や人間関係などの不安要素がある場合が多いので、ひとつひとつ自分の葛藤を思い起こしてみましょう。
 

5.自分らしさを見失っている

 

周りの人と比べたり、自分の理想と現状を比べたりと、そもそも自分らしさとはなんなのか? ということを忘れてしまいます。人生の不安定な時期に陥りやすいこの症状こそ、クオーターライフ・クライシスの兆候です!

なぜクオーターライフ・クライシスになるのか

 

人生の変化は、大かれ小さかれ基本的には楽しいものであるはずです。しかし、そこで「危機」と呼ばれるほどの苦痛を感じてしまうのはなぜなのでしょうか?
 
20代後半から30代前半の悩みを、仕事のストレスや人間関係の難しさ、恋愛での失敗などと片付けてしまえば簡単ですが、一概にそのような言葉で片付けられるほどのものではないようです。
 
子供のころに学校で書かされた人生設計図を思い出してみてください。何の気なしに書いた設計図は、大人になっても頭の中に残っていて、自分の中の基準に沿って人生を送れていないことに強いストレスを感じてしまっているのです。
 
また、20代後半から30代前半は、慣れ親しんだ学校生活や家庭生活から切り離される時期でもあります。人間は孤独や孤立感からのストレスを強く受けますので、丁度その時期にクオーターライフ・クライシスに陥ってしまうというわけです。
 

クオーターライフ・クライシスから立ち直るためには?

 

年代が原因のジレンマをどのようにして吹き飛ばせばよいのでしょうか? それは、「自分らしく生きること」と、「クオーターライフ・クライシスは通過儀礼」であることを理解するということです。
 
何かと比べた人生では、いつまで経っても悲観したり焦ったりしてしまいます。「自分は自分の生き方をする」と、強く思っていれば、焦ることなんてないのです。それにクオーターライフ・クライシスは、誰にでも訪れる通過儀礼のようなものです。誰もが自分にとって最悪な時期を過ごしていると知れば、心が穏やかになると思います。
 

さいごに

 

いかがでしたか? 自分が該当する年代で、何だか上手くいかない自分の人生に対して「これで良いのか?」という考えが抜けないという人は、誰もが通るクオーターライフ・クライシスの真っただ中かもしれません。
 
人生でいちばん楽しいだろうと思っていた年齢に差し掛かって、「全然楽しくない! むしろ苦痛だ!」と思っても、それは正しい心の反応なのです。きっと後から振り返って「頑張っていたな」と感じることが出来るでしょう。
 
■クオーターライフクライシスを乗り越える方法
■女性に聞いた! 人生で一番「目から覇気が消えた瞬間」っていつ?
■人生を無駄にしている?見直すべき7つのポイント
 

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