「2012年、人類は滅亡する……」
こんな言葉を耳にしたことがあるかもしれません。そう、マヤの予言です。
なぜマヤの予言がこんなにも信じられているのか、その謎をご説明いたします。
マヤの予言とはどんなものか?
マヤ文明は起源前300年頃から16世紀頃まで、中南米のメキシコ、グアテマラ付近で栄えた文明で、彼らは非常に高度な知識を有していました。
マヤ暦という独自の暦を持ち、信仰対象であった太陽と金星だけでなく、火星や水星の運行周期までもを計算していました。望遠鏡なんてなかった時代にです。
しかもそれは、現代の高度技術を用いて計算した暦と比べてもほとんど誤差はありません。さらに肉眼では見ることの出来ない、天王星や海王星、冥王星の存在までも知っていたのです。
また、クリスタルスカルや宇宙船を思わせる壁画など、当時の文明では存在しないはずのオーパーツが存在しており、「マヤ人=宇宙人説」も根強く支持されています。
マヤの予言のおそるべき的中率
そんなマヤ文明には、予言者の信託を綴った文書『チラム・バラムの書』が存在します。『チラム・バラム』とは、最高位の予言者に与えられる称号です。
マヤの地球滅亡の予言も『チラム・バラムの書』からきています。
その予言の書が、おそるべき的中率なのです。
予言では、「1481〜1500年の間に大激変が起き、1519年には東方より海を渡って、西洋人が神を名乗ってやってくる」とされています。また、「神というのは嘘であり、それによって人々が苦しむ」ことも。
現実では、コロンブスがアメリカ大陸を発見して“大激変”したのが1492年。
そして、1519年にはスペイン艦隊がキリスト教の布教を名目に、アステカ帝国に攻め込みました。“神を名乗る西洋人”とはまさにこのことではないでしょうか。
1776年のアメリカ合衆国の独立や、1939年の第二次世界大戦の勃発、最近では1990年の湾岸戦争勃発の予言が的中しています。
このように、マヤ人は複雑な人類の歴史を紐解き、予言しています。世界の終末をも計算していてもおかしくありません。
太陽フレアが滅亡へのカウントダウン?
「長期暦(約5218年)が終わる時、我々が生きる第五の時代は壊滅的な災厄によって終焉を迎えるだろう」というのが、人類滅亡に関するマヤの予言です。
太陽フレアが引き起こすオーロラが全国各地で見られるという異常気象が起きたときが、世界の終わりの前兆なのだそうです。
この長期暦の終わりが、2012年12月22日なのです。
マヤの年代学では、現在の第5世界は紀元前3114年8月12日に始まり、2012年12月22日で終わるとされています。
予言はそこまでで、第6世界については記述がありません……。
予言は運命を決定するものではない
しかし、1999年のノストラダムスの予言のときも『人類滅亡説』は騒がれましたが、私たちは生きています。
また、マヤ人といっても幾つもの部族が存在し、様々な文明の影響を受けていますので、伝承や予言の解釈も複数存在しています。マヤの予言の騒動に対して、マヤの長老はこうも述べています。
「予言は運命を決定したり、脅かすためにあるのではなく、これからやってくる変化に対して、我々に準備させる為にあります」と。
この「マヤの予言」を聞いて、なにを考えるかが重要です。
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Written by Wicca
Photo by archer10 (Dennis) SLOW