現在日本では、35歳を越えてから出産する「高齢出産」が年々増加しています。しかし、女性たちは決して望んでそうしているわけではないといいます。高齢出産にならざるを得ない日本の現状、そして身体へのリスクに迫ります。

 

アラサー女子はリスクを踏まえて将来設計を

 

先日、産婦人科医の宋美玄さんが、ある男性に対して怒りの発言をしたとしてネット上で話題となりました。

「この前ツイッターで「女性が若いうちに産まないのは(生まれる子供への)虐待だ」なんていう男性がいて、めっちゃ腹立ちましたけど、じゃあなぜ、女性がそうできないのか。若いうちに産みにくいんですよ、いまの日本は」
(引用:女性セブン2011年11月24日号|カリスマ女医 「若い内に生まないのは虐待」のツイートに怒り)

この発言に対してネット上の男性の反応は、
「女性も男と同じように社会進出を!って望んだのはお前らだろ。社会のせいにするな」
「女わがまますぎだろw おまえら、男性と同じように働きたーいと言ったと思ったら、今度は若いうちに子供が生めないのは国のせいだとw どうしろちゅうんじゃw」
「もう人口このまま減らせよ少数民族として生きていけばいいじゃねえか 」
など、冷たい反応が目立ちます。

(引用:2ちゃんねる|【社会】 「女性が若いうちに子供産まないのは虐待?…今の日本は女性がそうできない社会なのに!」…増える高齢出産と女性の社会進出)

女性が出産をためらう理由は、やはり仕事の問題が大きいようです。
一度出産すると社会復帰が難しくなる雇用の状況、キャリア形成に大きく穴を明けてしまうという事が理由です。
産休・育休に理解の無い職場や男性も多く、中には休業を取った女性のボーナスをカットした企業もありました。

しかし、多くの女性が出産適齢期でも働かざるを得ない状況の背景には、“不況”があるでしょう。男性に仕事を任せ、女性は育児に専念するという事も現代ではリスクが大きく難しいのが実情です。

「また仕事に復帰できる社会だったら、女性はもっと楽に生きられるのに」
これが多くの女性達の本音のようです。

いわゆる『高齢出産』とは、35歳以上で妊娠・出産をすることです。
実際にどんなリスクがあるのでしょうか。

●リスク1:『染色体異常』の増加

知的障害や身体的障害が起こりやすい、染色体異常のリスクが高まります。
アメリカのダウン症の統計によると、
20歳から24歳=1562分の1
35歳から39歳=214分の1
45歳以上=19分の1
という確立で、出産年齢が上がるほど発症しやすくなるようです。
また、父親が20歳代に比べて50歳代だと3.2倍になるそう。

出産前に、母体血清マーカーテストや羊水検査をして、染色体異常がないか確認をする方もいるようです。

●リスク2:『妊娠中毒症』の増加

『妊娠中毒症』とは、むくみ・たんぱく尿、高血圧を主症状とし、症状は軽いものがほとんどなのですが、ひどくなるとお腹の赤ちゃんの成育が遅れたり、未熟児になったり、早産したり、最悪の場合は死産ということも。特に気をつけたい病気のひとつです。

この予防には、食事の塩分量、糖分量を減らし、カルシウムを多く摂り、良質のたんぱく質を摂るのが効果的とのこと。

●リスク3:『前置胎盤』の増加

『前置胎盤』とは、胎盤が子宮の下部に付着してしまい、胎児、母体ともに大きな負担をかける症状です。秋篠宮紀子様が悠仁様出産の際にも話題になりました。

妊娠全体の発生は約0.5%程度、40歳以上は約2%程度まで増加していると報告があります。

超音波によって早期の診断が可能です。経過を見て、入院や帝王切開の処置を行うそうです。

●リスク4:『常位胎盤早期剥離』の増加

『常位胎盤早期剥離』とは、まだ胎児が子宮の中にいるのに胎盤が子宮から剥がれてしまう症状です。
妊娠全体の発生は0.44〜1.33%程度。しかし、これも年齢とともに増加するとのこと。

この病気の発症を予測することは未だに不可能なのだそう。発症後できるだけ早く診断して、緊急帝王切開などの緊急救命処置を行うことになります。

理想的な妊娠の適齢期はやはり20代ですが、昔に比べて食料事情もよくなり女性の体力は向上し、医療も進歩しています。
リスクばかり気にしているとストレスになって、逆に身体へ余計な負担をかけてしまうかもしれません。

また、高齢出産のメリットとして、妊娠をすると女性ホルモンが活性化するので、肌つやが良くなり若返るという効果もあるようです。

若いうちに信頼出来るパートナーを見付けて、お金の事は旦那に任せて自分は子育てをする。

それとも、自らキャリアを積んで、仕事に困らないようになってから結婚する。出産は多少のリスクも覚悟の上で。

あなたはどんな道に進みたいですか?
仕事へのリスク、身体へのリスクを考えて将来設計を考えてみましょう。

 

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(参考)
高齢出産の基礎知識|染色体異常とは
http://xn--79q007fm1z21d.net/archives/post_1.html
高齢出産ガイド|染色体異常
http://www.eupgserbia2008.com/kourei_pc/ijou1.php
高齢出産ガイド|高齢出産と流産・早産の関係
http://www.dt-mama.com/020/0010.html
妊娠中に注意したいこと|妊娠中毒症の症状と予防
http://www.ceeet.com/chuki01.html
Happy Birth|前置胎盤とは?
http://memoru.babymilk.jp/ninnsinn/kouki/zentitaiban.html
高齢出産のリスク|前置胎盤・常位胎盤早期剥離の増加
http://xn--79q007fm1z21d.net/archives/post_28.html
ある産婦人科医のひとりごと|常位胎盤早期剥離について
http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2006/01/post_754a.html

※掲載情報は知見者の各種ブログやホームページを参照しております。
ご心配な方は、専門医へ行かれることをおすすめ致します。ライター調べ。

Written by Gow! Magazine編集部
Photo by Berto Redo

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