同性カップルにしかない“メリット”とは一体なんでしょう?
筆者は女性で、男性とお付き合いした事もありますが、現在のパートナーは女性です。
異性間と同性間のお付き合いを比較し、今回は「女性の同性カップルにしかない、いいところ」について、リアルな感想を書いていきたいと思います。
1.女子会プランをデートで使える
女子会プランってありますよね。男性がいると利用できない、女性のみのグループでしか使えないサービスです。
筆者は昔「女子会プランは大人数でしか使えない」と思っていました。でも実際に調べてみると、2名でも利用できる所はかなりあって、デートでよく利用しています。
飲食店やカラオケなどにもありますが、特にお得だなと感じたのは、旅館やホテルなどの女子会プランです。価格が異性間で使用するのと比べてずいぶん安くなるだけでなく、女子会プランにしかない、特別なサービスが受けられる事も魅力です。
実際に使ったものだと、無料のエステやビュッフェ、ブランドのアメニティやウエルカムドリンクをもらえたり、限定のディナーメニューが選べたり、バラ風呂をしてくれた所もありました。
男性とのお付き合いでは利用できなかったサービスを、便利に活用し楽しんでおります。
2.物の貸し借りができる
私たちは体格があまり変わらないので、服をよく交換します。パートナーとは服の好みが全然違って、普段は着ない服を気軽に試せるので、オシャレの幅がグンと広がりました。
あとは、化粧品の貸し借りもやります。デート中に化粧直しをしようとしたら、なぜかポーチにあぶらとり紙が入っていない・・・・・・そんな時は隣にいるパートナーに、ちょっと借りればいいんです。
また、自分には似合わないと思う色の口紅やチーク、話題になっていたけど肌質に合うか分からないベースなど、1回だけ試してみたいけど自分では買いたくないものって結構ありますよね。それをたまたまパートナーが持っていたりすると、「ちょっと使わせて!」と試させてもらうこともできます。
筆者は友達だと化粧品の貸し借りは抵抗があるのですが、自分のパートナーなら気兼ねもありません。
男性だと持っていないけど、同じ女性なら持っている物。それらをパートナーと貸し借りできると、より女性として楽しむ事ができますよね。
3.体調不良を分かり合える
筆者は男性とお付き合いしていた頃、生理痛などの体調不良を隠しがちでした。残念な事に現代で生理の話は、気軽に男性とできる話題ではありません。
もし彼が女性特有の体調不良に理解のない人だったら、ただでさえ生理中でつらいのに輪をかけて嫌な気持ちになります。それはできるだけ避けたいのが本心でした。
女性同士の場合、そこは何の心配もありません。オススメの生理用品や痛み止めを教えあったり、時には体験談で共感できたり。
女性特有の体調不良を分かり合えるので、お互いを思いやった行動ができる事も、女性同士のいいところです。
おわりに
男性とお付き合いをしていた頃、「女性だからこう」と性的役割の決めつけをされ、不服に思った事があります。家事料理子供が好きであるべき、かわいくあるべき、男性から守られるべきなどです。
また男性側も、「男性だからこう」と性的役割を押しつけられているようにも思いました。女性より多く稼ぎ働くべき、力強く頼りがいがあるべき、女性を守るべきなどです。
同性カップルの場合、その性的役割の押しつけがありません。同性ですからね。
同性だからこそ、同等の立場でいられる。同性カップルだからこそある良いところって、実はたくさんあるんです。
(西 繭香/ライター)
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