自分らしく生きたい、と思えども、どうしたら「自分らしさ」に近づけるか分からない、という人は多いでしょう。
また、周囲からのイメージを崩せない、物事をなるべく穏便に済ませたい場合に、他人に流されてしまいストレスを抱えるなど、自分を偽らなければならないケースに悩むもあります。
今回は、自分らしく生きるためのヒントをご紹介していきます。
周囲の期待に応えようとしすぎない
自分らしさを失う一番の原因は、「周囲の人や世間の期待に応えようとする」というものです。
特に影響力が大きいのは両親でしょう。
両親は、あなたに安定重視の仕事をするように望んだり、結婚し子供を育てたりすることを求めるかもしれません。
それがあなたの本当に望んでいることなら問題はありませんが、「期待されているけど、なんだか気が重い」という場合は、それはあなた自身が望んでいないことなのかもしれません。
自分らしく生きたいなら、周囲の期待をプレッシャーや期待、賞賛がなくてもやりたいことかどうかをじっくり考えて行動する必要があります。
周りの人と比較しない・見られ方を気にしない
「あの子は結婚して幸せそうなのに、私は結婚に失敗して離婚してしまった」
「彼女は経済的に豊かなのに私はブラック企業に勤めている」
など、周囲と比較して自分が劣った存在のように感じてしまう場合は、「比較に意味はない」ことを知るべきです。
あなたが羨ましがっている人は、実は他人には言えない悩みを抱えているかもしれませんし、毎日虚しく過ごしているかもしれません。
本当に幸せなのかは誰にも知り得ないのです。
周りと比較ばかりしていると、「自分も幸せだと思われたい」という気持ちがでてきます。
そして、幸せだと言う顔をしながら、現実とのギャップに苦しむことになります。まずは「どう見られるか」を意識しすぎるのをやめましょう。
「こうあるべき」に惑わされない
「女性として生まれたからには、結婚して子供を育てるのが幸せ」
「子供はふたりいないと、子供がかわいそう」
など、「こうあるべき」という考えに惑わされないようにしましょう。
何が正しいとされる生き方なのかは、時代や文化によって変わってきます。
「こうあるべき」という生き方なんてなくて、本当は何をしてもいいのです。
「こうあるべき」を捨てるためには、異国に旅したり、日本の保守的な価値観を持っていない人と交流したりすることが有効です。
トライ&エラーを繰り返す
自分にとって何が必要なのかは、トライ&エラーを繰り返さなければ分かりません。
興味があることは片っ端から試してみましょう。トライ&エラーを繰り返すうちに、自分らしさが見えてきます。
さいごに
自分らしく生きることは、自分の人生に責任を持つということです。責任のないところに自由や楽しさはありません。
無限の可能性を秘めたあなたの人生を、自分の責任で、自由に羽ばたかせましょう。
(今来 今/ライター)
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