インスタ好きは結構なことなのですが、関係のない人を巻き込んでまで映えを求めるのは、ただのマナー違反ですよね。
ネットリテラシーの低い人って、今の時代にも意外といるものです。
それとも、今の時代だからでしょうか?
とにかく、自由すぎるのは実生活だけにして! と頭を抱えるのは、6歳と3歳の息子さんをもつ松本さん。
彼女たち家族が巻き込まれたSNS時代の闇をのぞいてみましょう。
SNSに疎い……なんて言っていられなくなった日
もともとSNSは見る専門で、それすら子どもが生まれてからはめったにしなくなりました。
だからママ友が
「インスタで~」
「Tiktokで~」
と言っていても、なんのことやら。
そうなんだー、とかなんとか言ってやり過ごしていました。
他にもそんな感じで、SNSはLINEのみ! というママ友が何人かいたので、特に居心地が悪いということもなく、ほどよく仲良くやっていました。
しかし、平和っていつまでも続くものではないんですね。
なにげなくInstagramを開いて眺めていたら、上の子の顔がばっちり写っている写真が目に入ったのです。
一瞬通りすぎそうになって、あわてて画面をスクロールすると、数日前の幼稚園の行事で撮ったもののようでした。
見過ごせない、自由すぎるママ友の行動
「いい写真だね! 子どもたちの成長を感じたいい行事だったし♪ ただ、申し訳ないんだけど、うちの子が大きく写ってるよー」
こんなにはっきりとよその子が写っていたら、普通載せていいか聞いたり、顔を伏せたりするものだよね……と思いながら、ダイレクトメッセージを送りました。
返事は案外すぐに来て
「気づかなくてごめん! すぐ消しまーす」
人の話を聞いているのかいないのか……という感じの返信でしたが。投稿自体は消してもらえていたので、ほっと胸をなで下ろしました。
万が一のことがあってからでは恐ろしいので、わが子の写真は一切ネットなどには載せないことにしていました。
それを、他人にアップされていたらたまりません。
数日後、不安になって息子の写真をアップしていたママさんの過去の投稿を遡って、後悔しました。
顔出ししてる人が多い今の時代だけど……
幼稚園のクラス全員の集合写真や、プール開きにまぶしそうな顔をする子どもたち、ママ友の家へお邪魔したときの何気ない瞬間を収めた一枚など、出てくる出てくる……
息子が写っているものは、多くはありませんでしたがそれでも10枚は越えています。
これらを全部消してほしい、と言うと「わざわざ過去の写真一枚一枚確認して難癖つけてくる、心の狭い人」などと思われそうでメッセージを送ることができませんでした。
せめてこれからの投稿はチェックするようにしよう。
そう思っているところに
「この写真、下の息子くんが写っちゃってるんだけど、インスタ載せていいかな?」
とLINEが届きました。
聞いてくれるようになったんだ! と喜びながら、顔を隠してくれれば構わない旨を伝えると、快諾。
そうそう、こうあるべきだよね。
そう安心していられたのは、ほんの一瞬のことでした。
なんで!? 意味不明なインスタ好きママの行動
連絡をくれた1枚は顔を隠してくれたのですが、一緒に投稿している写真に写る息子を発見。
どうしてこうなるの……
先の見えないインスタ好きママとの闘いは、まだ続きそうです。
しかし、これが終わりも意外とすぐにやってきたんです!
どうして? と思われた方は、後編でお会いしましょう。
(廣瀬伶/ライター)
■狂気……ママ友に相談事をしたら即拡散! 生き地獄を経験しました【前編】
■「ママ友いらない」はワガママ!? 子どものトラブルに発展したエピソード【前編】
■ママ友にSNSを教えたら「大変なことになった」エピソード3つ