姑との関係が良好な嫁は、この世界にはほとんど存在しないのではないでしょうか。
 
そして、表面上は良好でも、「子育てに口出しされたらダルいからなるべく会いたくない」と感じている女性は少なくないのではないでしょうか?
 
陽子さん(仮名)は、そんな、よくいる嫁姑問題に悩む女性のひとりでした。夫の姉が離婚し、実家に戻ってきたことで事態はさらに悪化。今回はそんな陽子さんの実体験をご紹介します。
 
前編では、姑よりも口うるさい小姑に悩まされた陽子さんの実体験をご紹介しました。後編では、黙って耐えていた陽子さんがついに反撃を開始します。
 

小姑の何がそんなに偉いんじゃ?

 

なぜ、姑という存在はこんなにもうっとおしいのでしょうか。それは、姑、というだけでなぜだか嫁よりも上の立場にいるような気でいるからです。自分がまるで姑の部下にでもなったような気持ちになる嫁は少なくないはずです。
 
小姑の場合、そんなに関わりがない、という方も多いでしょう。ですが私の場合は、一緒に住むことになってしまいました。小姑にも色々なタイプの人がいると思いますが、うちの場合は、なぜだか嫁より上の立場にいると勘違いしている態度のデカい小姑でした。私たちが住んでいる家がそもそもは夫の実家であり、つまり小姑の実家でもある、という点が大きいのでしょう。
 
私に対して、「よそ者を家に住ませてやっている」という気持ちだったのかもしれません。でも今は昭和ではありません。黙って小姑のいびりに耐える嫁なんて、もはや美徳でもなんでもない。そう思った私は、小姑に反撃を開始することにしました。

就職に関しては、私の方が口うるさくなれる

 

「お姉さん、就職活動はどうなっていますか? こちらの企業なんてどうでしょうか」
 
私はいくつかの会社の求人票をプリントアウトして、お姉さんに見せました。私は結婚する前は転職エージェントでキャリアカウンセラーをしていたので、就職や転職に関する情報はお姉さんよりもはるかに詳しかったのです。
 
お姉さんは、「ほっといてほしい」と言いましたが、私はしつこくお姉さんに就職情報を伝え続けました。その過程で、お姉さんの前職の収入や、キャリアブランクの期間なども不躾に聞きまくりました。
 
お姉さんはついに「私のことは口出ししないで!」とキレました。そこで私は、「じゃあ、子育てについても、口出ししないでくださいね」と言いました。
 
その場は一触即発でしたが、その日を境に、私たちは干渉しすぎない、適度な距離を保てるようになりました。

その後の意外な展開

 

自分でも意外だったのがその後の展開です。
 
それからしばらくして、まだ就職活動が行き詰まっていたお姉さんは、私にキャリア相談をしてきました。
 
私は持てる知識をフル活動して、お姉さんの就活を手助けし、無事に就職まで後押ししました。そのことがきっかけで、お姉さんとの間には不思議な連帯感が生まれました。
 
また、お姉さんの就職を支援する過程で、「そういえば、仕事好きだったな」ということも思い出しました。
 
今は、子どもがもう少し大きくなったら、キャリアカウンセラーとして復職することも考えています。
 
今回の件で、夫はまったく頼りにならないということもわかり、失望したので、「やっぱり経済力をつけておきたい」とも思ったんです。経済力がなければ、いざというときに離婚することもできませんからね……。
 
(今来 今/ライター)
 
■嫁姑問題よりも厄介!? 小姑の口出しで家庭生活が炎上【前編】
■不倫夫をかばう姑との壮絶バトル――わかっちゃいたけれど「結局一番かわいいのは息子」【前編】
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