お好み焼きはおかずでご飯と一緒に食べると言われたり、たこ焼きの缶詰めが今夏を目処に商品化されるなど、関西のソウルフードと言えばやっぱり「粉もん」。
その土地の人に愛され続けてきた理由を探れば、その土地でモテるためのヒントも見えてくるはず……!
ということで、大阪出身の筆者が、勝手に大阪の県民性や食文化とモテの関係性を探ってみました。
大阪では戦前から“洋食焼き”が庶民の食べ物に
かつては貴族の食べ物だった小麦。
もっと小麦を使った食文化を、と試行錯誤してできたものが「一銭焼き」や「洋食焼き」と呼ばれるお好み焼きの前身。
当時の子どもの小遣い(一銭)でも買える軽食で、これが新しいもの好きな気性の大阪人に受け入れられ進化。
その結果、大阪には現在のように「粉もん」が普及したのです。
大阪府民に受け入れられている「粉もん」のように、大勢に好かれる女性になるにはどうすればいいのでしょうか?
大阪県民の県民性と食文化から考察してみました!
●その1:気取った子より、親近感のある子
大阪に行くと、たこ焼きの安さに驚くのではないでしょうか。
大阪人は、安くておいしい庶民的な食べ物にこだわりがあります。
そのため、外見が綺麗で高級料理ばかり食べていそうな女性よりも、どこかヌケていたり、親近感があって笑いに富んだ会話ができる女性のほうがモテます。
●その2:金銭感覚のしっかりしている子
商売人気質と言われる大阪人=ケチくさいと思うなかれ。
使うところと節約するところのメリハリがはっきりしているだけなのです。
合理的な大阪人男子は、金銭感覚がしっかりしている子でないと財布を任せられない、と思うようです。
●その3:コンサバより個性的なおしゃれ感覚の女性
日本の中でも粉もんが庶民の食生活にいち早く浸透したのは、新しいもの好きな大阪の風土があったからこそ。
ファッションでも雑誌から抜け出したようなコーディネートより、自分の好きなものを組み合わせたおしゃれをしている人がリスペクトされます。
●その4:社交的な女性
「お金を払うなら焼いてもらったほうが得」と言う客と店の掛け合いで、大阪のお好み焼きは独自に進化。
現在、大阪では店員さんがお好み焼きを焼いてくれるスタイルが主流です。
確かに、大阪人は知らない人にも話しかける積極性が目立ちます。
それに怯んでしまうのではなく、そのフレンドリーさに対応できるだけの社交性は必須でしょう。
食の好みは異性の好みとも共通する
食に対する姿勢は、その人の恋愛に対する姿勢を表すとも言います。
個人の差はあれ、好きな女性のタイプにも県民性が反映されるのではないでしょうか。
あなたの地元のご当地グルメは何ですか?
そこからあなたの住む県のモテ女性像が見えてくるかもしれませんよ。
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(参考)
大阪新名物「たこ焼き缶」誕生へ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/655067/
にっぽんお好み焼き協会HP
http://www.okonomiyaki.to/history.html
『「粉もん」庶民の食文化』熊谷真菜(日本コナモン協会会長)著/朝日新書(朝日新聞社)
Writtn by 梅崎加菜
Photo by 嘟嘟嘟